手帳セラピスト、さとうめぐみさんの著書「幸せおとりよせノートの作り方」を、編集者さんから頂きました。
成功するためのノート術は、いろいろな雑誌や書籍が出ていると思います。しかし、幸せになるためのノート術は、あまり見た事がありません。
「成功する事=幸せ」ではないため、「幸せ」という言葉をダイレクトに使われている「幸せおとりよせノートの作り方」は、本のタイトルを伺ったときから、読むのを楽しみにしていました。
目次
- はじめに
- 第一章 幸せを手に入れるために必要な8つのこと
- 第二章 あなただけの幸せをセレクトしよう
- 第三章 「ライフ☆リング」に幸せをオーダーしよう
- 第四章 それでも幸せが手に入らない!という人へ
- おわりに
- 巻末付録 オリジナルオーダーシート「ライフ☆リング」
自分にとっての幸せを探す
幸せおとりよせノートを作るには、まず、自分にとっての幸せとは何かについて考えます。しかし、自分の幸せとはどんなものかを考えるのは、なかなか大変です。そこで、「幸せおとりよせノートの作り方」には、「幸せカタログ」が用意されています。カタログの中から、自分が欲しいと思う幸せを選ぶ事ができます。
人生は、プライベートと仕事だけではない
幸せカタログは、「仕事」や「プライベート」だけではなく、「健康」「美容・ファッション」「心・精神」「教養」「趣味」「お金・モノ」を含む、8つのカテゴリーで構成されています。
多くの書籍は「成功」を目的としているため、「仕事」と「プライベート」に別けて目標を立てる事が多い気がします。しかし、「幸せ」を目的とする「幸せおとりよせノート」は、「健康」「美容・ファッション」など、人生を豊かにしてくれそうな様々なカテゴリーがあります。
いままでビジネス書を読んできて、「仕事」と「プライベート」を目標にしていて、人生を豊かにするために何かが足りないと感じていた人は、「幸せおとりよせノートの作り方」を読むことで、新たな視野を手に入れることができると思います。
女性だけでなく男性にも
幸せカタログの、美容・ファッションのカテゴリーには、ネイルやメイクなど、女性向けの記事が書かれています。その他のカテゴリーも、女性向けの記事が書かれています。しかし、美容・ファッションそのものについては、男性でも興味があると思います。例えば、自分の髪型や体型などは、男性でも意識するものだと思います。
男性読者の場合、カタログにあるものを、そのまま使う事はできませんが、カタログの中で解説されている考え方は、男性にも必要なことだと思います。そのため、女性だけでなく男性にも参考になる本だと思います。
まとめ
幸せカタログの中から、自分にとっての幸せを書き出してみたところ、気分が軽くなりました。自分が望んでいるものを書き出す作業は、GTDの「ステップ1. 収集:頭の中で気になっている事を全て書き出す」に似た効能があるのかもしれません。
そのため、「幸せおとりよせノートの作り方」は、仕事やプライベートで閉塞感を覚えている人に、とくにお勧めしたい1冊です。
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