今回紹介する「旅人手帳 2013」は、BE-PAL 2012年12月号の付録です。毎年恒例となったBE-PALの旅人手帳は、測量野帳をベースとした質の良い手帳ですので、愛用されているかたも多いのではないでしょうか。
2013年は巳年ということで、絵本作家の村上康成さんデザインによる、可愛らしい、へびが描かれています。また、昨年までは黒の手帳でしたが、今年は竹紙100%をを使った素朴な色味の手帳になっています。鹿児島の竹林から伐採した、日本の竹だけを使用されているそうです。
旅人手帳は、測量野帳と同様とても薄い手帳です。マンスリーページと日記ページ、メモページで構成されています。
手帳の中身 見返し(前)
見返しには、落とした場所の連絡先を書き込む欄「In case of loss, please return to」があります。
手帳の中身 扉
扉にはオレンジの文字で、「Take me out to the great outdoor!」のメッセージ。
手帳の中身 マンスリーページ
マンスリーページは月曜始まりで、2012年12月〜2013年12月まで掲載されています。日曜祝日が朱色で表現されています。
祝日のマスには、祝日の名前が掲載されています。
BE-PAL発売日も掲載されています。
手帳の中身 日記ページ
日記がかける無地のノートページが18ページあります。
ノートページのうち、左ページの上には「place」「date」「with」「weather」の記入欄があります。「場所」「日付」「誰と一緒だったか」「天気」を書き込めます。
メモページ
無地のメモページは、3ページあります。3ページ目は扉のページのため、基本的には使わないページだと思った方が良さそうです。
メモページのうち、左ページの上には「!memo」のマークがあります。
手帳の中身 見返し(後)
最後の見返しは無地です。好きな言葉を書いたり、好きなものの写真を貼ったりするのに良さそうなページです。
まとめ
日本の竹林で伐採された竹から作られた紙は、ダンボールやクラフト用紙を、なめらかで上品にしたような質感です。肌触りが良く、優しい風合いのため、机のうえに置いておくと、心が和らぐ存在です。
日中忙しく動いた日の夜に、机に向かって温かい飲み物を啜りつつ、1日のことを大切に思い返しながら、ゆっくりペンを走らせたら、心が落ち着いて良い夢が見られそうです。
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