「ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7」には、素敵なノートやダイアリーがたくさん掲載されています。
目次
- 谷川俊太郎の創作ノート
- 手帳にうつす、自分の姿 文・小日向 京
- ノート&ダイアリー大図鑑
- 6人の手帳&ノートを拝見 "残す"って楽しい!
- 手で書くことは脳を刺激する 文・米山公(医学博士)
- 手帳はもっと快適になる!
- 詩人・草野心平の113冊のノート
- エジソンペーパー 発明王の残した500万枚のメモ
- 暦を読み解く
谷川俊太郎の創作ノート
ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7に、19歳の頃の谷川俊太郎さんのノートの写真が掲載されていました。
谷川俊太郎さんの名前はいろいろな場所で目にしてきましたが、いちども本を読んだことがありませんでした。もしかしたら、子供の頃に学校で読んだのかもしれませんが、私は勉強熱心な子供ではありませんでしたので、まったく覚えていませんでした。
掲載されているノートの写真を見た瞬間、優しさと力強さと丁寧に選びぬかれた言葉の心地良さを一度に感じました。ノートの説明には、次のように書かれていました。
まだ詩人として歩き出す前には、思い浮かんだ言葉を原稿用紙の裏紙に書き出し、手直しをして、完成した詩をノートに清書していた。(P.5 谷川俊太郎の創作ノート)
谷川俊太郎さんは、じっくり推敲を重ねて詩を創って行くそうです。最近は、パソコンを使われているそうですが、些細な覚書は、FAX用紙の裏紙を切ってクリップで留めたメモ帳に2B以上の鉛筆で書き込まれているそうです。また、枕元にはブギーボード(電子メモパッド)を置いて思いついた事を書き込まれているそうです。
裏紙を切って作ったメモ帳を使う一方で、ブギーボードを使っているところに、手に馴染む道具を使われている姿を感じました。
ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7では、素敵なノートやダイアリーがたくさん紹介されており、みどころがたくさんありますが、ほんの4ページほどの「谷川俊太郎の創作ノート」を読んだだけでも、十分購入した価値がありました。
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