FIREに学ぶ、自分に合った資産の増やし方3パターンとは?
最近テレビでFIREが取り上げられたようです。FIREとは、経済的自立と早期リタイア(Financial Independence, Retire Early)のことで、資産運用による収入で生活できるようにして、早期リタイアするというものです。
FIREを知るうえで欠かせない書籍「FIRE 最強の早期リタイア術」に、若くしてミリオネア(富裕層)になった人には3パターンあると解説されていました。
ミリオネアを目指さないとしても、自分に合ったパターンを知って行動すれば、資産形成に役立つのではないかと思います。その3パターンは以下の通りです。
ハスラー | お金を稼ぐ能力が高い人。主に起業家 |
投資家 | 投資する能力が高い人。主に投資家 |
オプティマイザー | お金を貯蓄する能力が高い人。主に倹約家 |
ミリオネアを想像する場合、大成功した起業家や投資家をイメージすると思います。しかし実際には倹約家が多いそうです。
収入は平均より少し多めで、倹約する能力が高い人が、ミリオネアに多いのだそうです。
徳川吉宗も倹約が大切って言っていた
倹約とケチをイコールで結びつける人もいるようですが、倹約は悪いことではありません。
歴史の授業で習った享保の改革でも、徳川吉宗が「贅沢な暮らしを戒め、有事に備えなさい」と言っていました。
そんな、ずっと昔の江戸時代のころにも言われていたことが、現代人もあまりできていません。
日本人は平和ボケしていると揶揄されるほど平和な時代が続いており、贅沢な暮らしをすることに慣れてしまい、お金を湯水のように使う時代になっています。享保の改革のころと似たような状況かもしれません。
しかし、バブルがはじけ、リーマンショックがあり、少子高齢化が進み、コロナ禍もやってきて、質素倹約の重要さが高まっているのではないかと感じています。
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