配当性向って何？配当利回りと何が違うの？
配当性向って何？
配当利回りと何が違うの？
高配当株投資をする場合に「配当利回り」を気にすると思います。
その、「配当利回り」について調べていると、「配当性向」という言葉を目にすることがあるのではないでしょうか。
今回の記事では、「配当性向とは何か？」「配当利回りと何が違うのか？」といったことを紹介します。
配当性向(はいとうせいこう)とは
配当性向とは、当期純利益の中から配当金をどの程度支払っているか表す値です。
- 株主に利益を還元している割合
- 「配当支払率」と呼ばれることもある。
- 「当期純利益」ではなく「税引き前当期純利益」がベースになることもある
配当性向の目安は30%
配当金を目的に投資する場合、配当性向の目安は30%にされることが多いようです。
ただし、ベンチャー企業やテック系企業のような成長に力を入れている企業の場合、当期純利益を事業拡大のために使う割合が増えることがあるため、30%より低くなることもあります。
配当性向と配当利回りの違いは？
配当金が、当期純利益に対する割合か、株価に対する割合かの違いがあります。
- 配当性向 ： 当期純利益に対する配当金の割合
- 配当利回り ： 株価に対する年間配当金の割合
配当性向の計算式
配当性向は、以下の計算式で求めることができます。
配当性向(%) ＝ 1株あたりの配当金 ÷ 1株あたりの当期純利益 × 100
