日々の生活で、テレビや雑誌、インターネットなどからたくさんの情報に触れる機会があります。それら情報のうち、どの情報をメモすれば良いのかわからず、上手にメモすることができないことが多々あります。
『情報は「整理」しないで捨てなさい』では、効率的に情報を集め、不要な情報を捨てる方法が解説されています。
目次
- 序章 大事なのは「情報の入り口戦略」
- 第1章 捨てる勇気を持とう
- 第2章 情報を見逃さない力を身につける
- 第3章 捨ててはいけない情報にアクセスする技術
- 第4章 「使える情報」「捨てる情報」を即決するルール
- 第5章 情報の捨て方、拾い方
情報を貯め込まない
情報を貯め込んでから整理や分析するのはやめる。情報と出会った瞬間、その核心をつかんで保護し、その他はもう眼に入らないよう捨て去ってしまおう。(P.46)
現代は、マスメディアやインターネットが発達し、情報が溢れかえっています。そのため、情報を貯め込む必要がなくなり、欲しいときに欲しい情報が手に入るようになりました。
しかし、情報が乏しかった時代の名残りで、情報を貯め込む習慣から離れられない人が多く居るように思います。
これからの時代は、溢れかえっている情報の中から、自分が必要な情報をとりだし、整理する技術が必要になると思います。
『情報は「整理」しないで捨てなさい』には、戦略的インプットのフローと題し、情報の取り入れかたから、必要な情報や不要な情報、信頼できる情報かどうかなどを判断する方法まで、具体的に解説されています。
ノウハウを解説したビジネス書の形式で解説されていますが、この本は、情報リテラシーを高める教科書としても使える内容だと思います。
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