RSSリーダーに日々たまる、数百件の新着情報。それらを隅々まで読むためには、多くの時間が必要になります。私はその時間を短縮するために、GoogleリーダーとEvernote、iPhoneのReederというアプリを使用しています。
iPhoneと3つのツール(Googleリーダー、Evernote、Reeder)を使用した情報収集と整理の流れは、以下のとおりです。
- Googleリーダーに4つのフォルダを作成する
- 00.Important
- 01.News
- 02.Sometimes
- 03.Egoserch
- 04.Diary
- iPhoneのReederというアプリでGoogleリーダーを参照して、気になる記事をEvernoteに転送
- Evernoteで情報を整理する
1. Googleリーダーにフォルダを作成する
Googleリーダーに4つのフォルダを作成して、購読するRSSを登録することで、情報を重要度別に切り分けています。
フォルダ名 | 内容 |
---|---|
00.Important | 注目しているサイトのRSSを登録したフォルダ。すべて参照する |
01.News | ニュース関連のRSSを登録したフォルダ。気になるニュースがないかタイトルを参照する |
02.Sometimes | そのまま既読にしても差し支えないRSSを登録したフォルダ。時間があればタイトルを参照する |
03.Egosearch | 自分の名前やブログに関連したRSSを収集するフォルダ |
04.Diary | 手帳や文具関連のRSSを登録したフォルダ。すべて参照する |
つまり、 重要度別に、「きちんと読む情報」「タイトルをさらっと参照する情報」「時間があれば読むけど、なければそのまま既読にする情報」に切り分けています。今回紹介した「Googleリーダーのフォルダを重要度別にする方法」は、『EVERNOTE「超」知的生産術(著:倉下忠憲)』の「CHAPTER-2 Evernoteを新時代のスクラップ・ブックにする」に詳しく書かれています。
2. ReederからEvernoteに転送
iPhoneのReederというアプリは、GoogleリーダーやEvernoteと連携することができます。その連携機能を利用して、ReederからGoogleリーダーを参照し、気になる記事をEvernoteに転送しています。
なかには、Evernoteへ転送できない記事もあります。そのような場合には、「Mail Link」という機能を利用して、URLをメールでEvernoteに送付します。
また、iPhoneとReederを利用することで、外出先でのちょっとした隙間時間にも、RSSで収集している情報を処理できる利点もあります。
3. Evernoteで情報を整理する
Evernoteに送られて来た情報を参照して、さらに情報収集が必要か?タスクにするか?斜め読みしたときには必要と思ったけど、やっぱり不要だった。といったことを判断し、追記・書き写し・削除をします。
まとめ
情報収集をしていると、収集することそのものが楽しくなってしまい、時間を忘れて収集し続けることがあります。その状態が進むと、RSSリーダーに多数のRSSを登録してしまい、多数のRSSの新着情報をチェックすることに喜びを感じるようになり、時間を浪費してしまいます。
情報の収集家であれば、収集すること自体が喜びであり、ライフワークにもなると思います。しかし、収集した情報を利用して、何か別の価値を生み出そうとしている人は、収集することにばかり時間をかけるわけにはいきません。
収集と、収集した情報からの価値の創造のバランスをとるために、今回紹介した以下の方法が有効であると思います。
- Googleリーダーのフォルダを重要度別にする
- iPhoneとReederを使用して、気になる記事をEvernoteに転送する
- Evernoteを使用して、情報を整理する
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