目次
- はじめに
- 1. クラウド時代の手帳との付き合い方
- 2. 毎日が楽しくなるほぼ日手帳の魅力とは?
- 3. 目指す未来へナビゲートする、フランクリン式ほぼ日手帳術
- 4. 自分の「記録」を蓄積する、ライフログ式手帳術
- 5. 手帳の機能を(補完+拡張)するクラウドツールたち
- おわりに
たたらで働く女性たちのように
宮崎駿監督の映画、もののけ姫に出てくる、たたらで働く女性達は、楽しそうに働いています。それを見たアシタカは、「女性が元気な村は良い村だと聞いています」と言っていました。
しかし、最近の日本はどうでしょう。女性に限らず、男性も、悲痛な顔で働いています。楽しそうに働いているのは少数派ではないでしょうか。
海外から「Made in Japan」ともてはやされ、効率よく、良いものをつくっても、働く人々が悲痛なままである限り、良い国にはなりません。
「シゴタノ!手帳術」は、仕事を楽しくするにはどうすれば良いのかを柱にして書かれた手帳術の本です。今まで多数発行されてきた、成功者になってお金をたくさん儲けて、良い生活をしようという本とは少し違う内容の本です。
「シゴタノ!手帳術」で解説されている具体的なノウハウだけを見ると、過去に発行された成功者になるための本と重なって見えることもあるかもしれません。しかし、もう少し視野を広くして、そのノウハウの向かう先がどこにあるのかということも意識すると、このノウハウで仕事を楽しみ日々の生活も楽しめそうだという気持ちになります。
仕事での成果はそれなりに出しているけど、どうも、日々楽しくない。そう感じている人には特におすすめの一冊です。
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