Macの英語キーボードは、「A」の左が「Caps lock」キーです。この場所には「Control」キーがよいという人も多いと思います。私もその一人です。
幸い、Macには、Capas lockキーをControlキーにする機能があります。今回は、その機能を紹介します。また、最後に「Caps lockキーをControlキーに替えるのはなぜ?」という疑問についてお答えします。
設定方法
まず、設定手順を言葉で説明します。以下の言葉でわかりにくいようでしたら、後述のスクリーンショット付きの設定方法を参考にしながら操作してください。
- システム環境設定を開く
- システム環境設定から、キーボードの設定を開く
- 「修飾キー…」ボタンをクリックする
- 「Caps Lock」のコンボボックスから、「Control」を選択する
- 「OK」ボタンをクリックする
手順は以上です。簡単に設定できますし、OSの機能で設定できるので、安心して設定することができます。
スクリーンショット付きの設定方法
システム環境設定を開き、「キーボード」をクリックしてください。
システム環境設定は、Macのデスクトップ左上のAppleのマークをクリックすると、プルダウンメニューの中に表示されます。
「キーボード」設定画面を開いたら、右下の「修飾キー…」というボタンをクリックしてください。
「Bluetoothキーボードを設定…」の上にあるボタンです。
ダイアログが出てきますので、「Caps Lock」というコンボボックスをクリックしてください。
コンボボックスから、「Control」を選択してください。
「OK」ボタンをクリックして設定終了です。
おまけ。Caps lockをControlキーに替えるのはなぜ?
Aキーの横はControlキーにするのが当たり前という人や、Aキーの横はCaps lockキーが良いという人はともかく、Caps lockキーをControlキーに替えることに疑問を抱かれるかたも多いようです。そこで、Caps lockをControlキーに替える理由を紹介します。
まず、MacOSの標準の日本語入力システムには、以下のような機能があります。
- Control + Shift + J・・・ひらがな入力モード
- Control + Shift + K・・・カタカナ入力モード
- Control + Shift + ;・・・半角英字入力モード
- Control + J・・・入力中の文字を、ひらがなに変換
- Control + K・・・入力中の文字を、カタカナに変換
- Control + L・・・入力中の文字を、全角英字に変換
- Control + ;・・・入力中の文字を、半角英字に変換
実際に入力してみると実感されると思いますが、「A」キーの左に「Control」キーがあると、ホームポジションからほとんど手を動かすことなく、「ひらがな」「カタカナ」「全角英数」「半角英数」の入力を切り替えたり変換したりすることができます。
文字の入力量が多いと、ホームポジションからできるだけ手を動かさずに済むというのは、それだけで手の負担が大幅に減ります。
文字変換に慣れるまで、少し練習が必要かもしれませんが、慣れた後は入力がとても楽になりますので、練習することをオススメします。
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