趣味の文具箱 vol.15が、12月21日に発売されました。
私の手元には、本日、Amazon.co.jpで予約していたものが到着。さっそく読み始めました。
ページをめくるたびに、早く次のページを見たい衝動に駆られ、結局、ほとんど文章を読まないまま、最後のページまで見終わりました。
文章は、これからじっくりと、読んでゆこうと思います。夜、布団に入り、暖まりながら、少しずつ読み進めてゆくのが楽しそうです。
ところで、「五感に響くうっとり文具」という特集記事の中で、「一生もののはさみが欲しい」と題し、増太郎裁鋏製作所さんの、はさみが紹介されていました。
私は、増太郎裁鋏製作所さんのはさみは使ったことがないのですが、実家で母が和裁をしていて、和裁のための特別なはさみの、お下がりを、子供の頃に使っていました。
「もう、このはさみは、切れ味が悪くなったから仕事には使えない」と言って渡されたそのはさみは、全体が鉄でできていて、ずしりと重く、はさみを動かすと、ジャキッ。ジャキッ。と、カミソリで紙を切っているような感触と、菜切り包丁で白菜を切っているような感触が混じり合った、気持ち良い感触とともに、スパッと奇麗に紙の繊維を裁ち切ることができました。
そんなわけで、趣味の文具箱に載っていた記事1つから想い出が1つ蘇り、楽しむことができました。
これから少しずつ、趣味の文具箱を読んで楽しんでゆこうと思います。
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増太郎裁鋏製作所さんのはさみを探す→楽天市場