あなたの文章を、是非、買わせて欲しい。
そう言われるような文章を書けるようになりたいと思いつつ、本屋さんに立ち寄ったところ、「書いて稼ぐ技術」というタイトルが目にとまりました。
目次
- Part1. 書いて生きるということ
- Part2. 読み書きのしかた
- Part3. 世渡りのしかた
- あとがき
文章の書き方は載っていません。
「書いて稼ぐ技術」というタイトルから、文章の書き方がたくさん書かれているものと思い込んで読み始めたのですが、文章の書き方についてはほとんど触れられていませんでした。
ひとつは、文章の書き方などは類書がたくさんあるのでできるだけ触れない。ふたつめは、「どうやってなる」「どうやって続けていく」という、いわばキャリアデザイン的な部分に力を入れることです。(書いて稼ぐ技術 P.219)
文章の書き方以前の技術
文章の書き方については触れられていませんが、「Part2. 読み書きのしかた」の中で、記事のテーマの決め方や、取材のしかたが解説されています。
解説されている内容を読んだところ、ブロガー向けの記事の書き方や、マーケティングの技術にも共通点がありました。
その中で、ブロガー向けの記事の書き方との、一番の大きな違いは、図書館の使い方や、古書店の使い方です。
特に古書店に関しては、普通の書店では代わりが効かない利用方法が説明されていました(古書店に行きたくなった)。
また、ライターの役割についても書かれており、そういう考え方でライターをすれば、確かに読者に喜んでもらえると、強く感じるものがありました。
ネット上で話題になった記事を思い浮かべて、ライターの役割に照らし合わせて考えてみたところ、ぴったり当てはまりました。
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