家計に関する本をちゃんと読んでみようと思い、「年収200万円からの貯金生活宣言(著:横山光昭)」を手にとりました。
年収200万円といえば、マスコミで格差社会などと騒がれ始めた頃に出てきた年収の閾値(いきち/しきいち)。「年収200万円前後は、生活できないんじゃないの?」という金額。
その金額で貯金できるなら、普通の賃金の人なら楽々貯金できるはず。そう思って、この本を選びました。
目次
- 貯金力チェックテスト
- はじめに
- CHART.1 使わないお金を増やすことから始める収入アップ
- CHART.2 あなたが貯金できない理由
- CHART.3 明日から変われる!貯金体質トレーニング
- CHART.4 90日プログラムで貯金力を10倍アップ
- CHART.5 知らないと危険!お金の落とし穴
- CHART.6 それでも貯められないあなたへ
- あとがき
消費・浪費・投資に分けて支出を減らす
「年収200万円からの貯金生活宣言」で語られているのは、「支出を減らすことで、収入を増やす」ということです。収入そのものを短期間で増やすのは一般的に難しいことなので、支出を減らすことで、仮想的に収入を増やす方法について語られています。
読んでいた中で一番気になったのは、家計簿を蛍光マーカーで色付けする方法。以下のように色づけし、それぞれの量が適切かどうか感覚的にわかりやすくする方法です。
- 消費:黄
- 浪費:赤
- 投資:青
家計簿をつける習慣がないので、今までつけていませんでしたが、これをきっかけに、家計簿をつけるようにしていきたいです。
使うお金によって、自分が作られる
食べ物によって体ができあがっていくように、使うお金によっても、あなた自身は作りあげられていくのです。(P.111)
お金を使って何かをするわけですから、確かに、使うお金によって自分自身が作りあげられていきますね。そう考えると、私は私が成りたい者に成るために、お金を使っているだろうかと、改めて考えさせられました。
まとめ
支出を減らすと良いのは、わかっていても難しいのですが、減らす技術や断捨離を初めてから、お金の使い方が変わり、浪費が減り、貯金に関する本も読んでみようという気持ちになりました。
そのため、まずは減らす技術や断捨離を読んで、物事や持ち物を減らしてから、この本を読むことをおすすめします。
物事や持ち物をムダに持っていることと、ムダ遣いすることの間には、何か関係があるような気がします。
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