小さくまとまっている自分に嫌気がさすことがあります。
その嫌気をどうにか解消しようと思い、ブログで記事を書いたり、Twitterでつぶやいたりすることで、たくさんの人たちとコミュニケーションをとっていますが、コミュニケーションをとればとるほど、生身の人間との関わりを、もっと多く持ちたい気持ちが一層強くなっていきます。
小さくまとまらず、生身の人間との関わりを多く持つには、どうしたら良いのか?その方法がわかりません。
そんな思いを日々募らせているわけですが、自分自身が小さくまとまらないための方法が書かれていそうな1冊を見つけました。それが、パーソナル・マーケティング(Personal Marketing 著:本田直之)です。
レバレッジで有名な本田直之さんの著書で、自分を商品と見立てて、誰かに必要とされるためにはどうすれば良いのかということを視点に、具体的な方法が書かれています。
目次
- プロローグ
- パーソナル・マーケティングの基本戦略
- 自分の「強み」を洗いなおす
- ターゲットを明確にする
- 断片的な経験や能力を体系化する
- 他人との差別化をはかる
- 個人のプロモーション戦略を考える
- 個人ブランドをマネジメントする
パーソナル・マーケティングの基本
どんな強みをもっていても、それを役立ててくれる人が居なければ、まったく意味がありません。私はIT技術者で情報処理の資格も持っていますが、パソコンのない国や地域で働くことになったら、きっと、役に立たないでしょう。
また、同じような技術を持っている人がたくさん居る中では、他者より圧倒的に優れた技術を持っていなければ、私は重要視されません。
パーソナル・マーケティングの基本的な考え方は、「客観的に見た自分の強みは何か?」「それは誰の役に立つのか?」この2つです。
そして、他者との差別化をはかり、他人ではなく自分を選んでもらう理由を作るための考え方が、体系的に書かれているのが、パーソナル・マーケティングです。
まとめ
小さくまとまるということは、狭いグループの中だけで欲してもらうということであり、もっと多くの人たちに欲してもらうためには、他者との差別化をはかり、多くの人たちの役に立つことが必要。
そのために、パーソナル・マーケティングに書かれている方法が役に立つと思いました。
今の自分の殻をやぶって、たくさんの人に欲してもらいたい。そう思っている人にお勧めの一冊です。
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