私が最初に使った紙の手帳は、フランクリン・プランナーでした。最近、フランクリン・プランナーは使っていませんが、どんな手帳を使っても、フランクリン・プランナーの考え方に少なからず影響されていると感じています。
「フランクリン・プランナー・オーガナイザー完全攻略」という本があったので、手帳の使い方を見直すために読んでみることにしました。
目次
- 本書の使い方
- 課題別ハイパーGUIDE
- 1章 フランクリン・プランナー・オーガナイザーについて
- 2章 価値観の明確化
- 3章 目標の設定
- 4章 週間計画
- 5章 日々の計画
- 6章 プロジェクトの計画と実行
- 7章 財務を管理する
- キーワード INDEX
価値観を明確に
フランクリン・プランナーの一番の特徴は、価値観を明確にすること。自分の価値観を明確にして、その価値観をもとに手帳を使います。
本書もその基本からはずれず、フランクリン・プランナー・オーガナイザーを利用した、価値観を明確にする演習方法が掲載されていました。
演習には、普段考えないような質問が掲載されているので、「めんどくさい」と感じるかもしれません。だいぶ前の話になりますが、私も価値観を明確にする演習が面倒でなかなか手を付けずにいたのですが、実際にやってみたところ、それまでにない充実感を味わいました。
その後の生き方が変わったというと大げさかもしれませんが、それほどインパクトのある演習でした。
使用例のイメージ付き
手帳を使い始めると、「他の人はどう使うんだろう?」「どう使うのが正しいんだろう?」という考えがよぎると思います。
他人の使い方に流されず、自分なりの使い方をしていけば良いとは思いますが、やはり、他人や正しさは気になりますし、参考にしたくなると思います。
本書には、使用例のイメージが多数掲載されているので、使い方を迷ったときに参考にすることができ、心強い資料として参照できます。
本を読む時間が無い
仕事が忙しくて、本を読む時間が無い人や、本を読むのが苦手な人も居ると思います。そういう人のために、「課題別ハイパーGUIDE」が掲載されています。
課題別ハイパーGUIDEには、「ただずるずると毎日が過ぎていく」や「根本から人生を変えたい」など、いま悩んでいることに対して、どのページを読めば良いのか掲載されています。
そのため、本を読む時間が無い人や本が苦手な人だけでなく、一度本を読み切ったあとに、そのとき困っていることを解決するアイディアを探すためにも使いやすい構成になっています。
まとめ
フランクリン・プランナー・オーガナイザーとセットで購入して読むのが良いと思いますが、他の手帳を使っていても、参考になる内容が多数掲載されています。
また、一度読んだ後にも、そのとき困っていることを解決するアイディアを探しやすいページも用意されているので、フランクリン・プランナーの使い方を十分に知っている人にもお薦めできる本です。
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