持ち物を減らして身軽に世界中を飛び回っている高城剛さんが、実際に利用されている物が紹介されている書籍、「LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵」がリリースされました。
前作LIFE PACKINGから3年半ほど経ち、技術の進歩や社会の変化に応じて変わった持ち物や、引き続き利用されている持ち物が紹介されています。
持ち物を減らすと気持ちが楽になる。あるいは、持ち物が増えると気持ちが沈むという感覚は、まったく共感できない人もいるでしょう。しかし、その感覚に共感できる人ならば、一度は読んでほしい書籍です。
少ない持ち物がテーマの書籍ですので、もちろんKindle版も発売されています。
さて。最近、ミニマリストという言葉がもてはやされていますが、LIFE PACKINGは少し方向性が違います。
私が「ミニマリスト」という言葉を聞いて思い浮かべるのは、「物を少なくすることで得られるシンプルな美しさ」です。一方、高城剛さんのLIFE PACKINGは、「行動するのに荷物が多いと邪魔になるから捨ててしまえ!」といったことを感じます。
これは、どちらかが優れているということではなく、家にいることが多い人は物を減らすことで得られるシンプルな美しさを実感しやすいでしょうし、長期出張や旅行などが多く家にいることが少ない人は行動するのに荷物が多いと邪魔になるから捨ててしまえということを実感しやすいと思います。
LIFE PACKINGは家に居ることが少ない人に特におすすめです。また、家に居ることが多い人にとっても、自分とは違うライフスタイルの人のものの減らし方を知ることで、物を減らす観点を増やすことができると思います。
LIFE PACKING2.1―未来を生きるためのモノと知恵(Amazon.co.jp)