仕事でプレゼンをする機会はほとんど無いのですが、資料作成することは多々あり、面白くてわかりやすい資料を求められることもあります。
そこで、わかりやすくて面白い資料を作る参考になればと思い、「小室淑恵の超実践プレゼン講座 (著・編集:日経ビジネスアソシエ、監修:小室淑恵)」を読んでみました。
目次
- 本誌の使い方
- 巻頭対談
- 基礎編 STEP1 プレゼンの基本を理解する
- 基礎編 STEP2 プレゼン資料を作成する
- 実践編 STEP1 プレゼンに挑戦する
- 実践編 STEP2 プレゼンの奥義を極める
- ケース編
- 劇的ビフォーアフター
- 番外編
基本と実践とDVD
「小室淑恵の超実践プレゼン講座」は、大きく分けて「基本」と「実践」で構成されています。
また、本ではわかりにくい、声の使い方や身振り手振りについても、DVDで小室淑恵さんが解説されています。
資料作りの準備「問題と提案と解決」
資料を作り始める前に、まずは、「相手が抱えている問題」と「自分の提案」「相手が抱えている問題が解決したらどうなるか」を、具体的に書き出すところから始めるそうです。
問題と提案と解決を明確にすることで、相手に説明するための情報に、どんなものが必要なのか明確にすることができるようです。
資料構成の基本「起承転結」
準備で用意した、問題と提案と解決を、起承転結の流れで説明するための資料を作成するそうです。
よくある構成ですが、やはり、基本が大切。資料作りの準備で作成した、問題と提案と解決を素にすることで、一本芯の通った資料を作ることができそうです。
まとめ
ブログ記事を書いていてもそうなのですが、強烈に何か伝えたいことがあると、多少文体や構成がおかしくても、良い記事が書けるような気がします。
つまり、資料作りの準備で行なった「問題と提案と解決」を明確にする作業がとても大切で、それからあとは、あまり問題ではないような気がします。
もちろん、プレゼンの仕方がうまいことは大切ですが、「下手なプレゼンなのに、面白かった」とか「上手なプレゼンなのに、つまらなかった」ということがあるのは、一本芯が通っているかどうかの違いのような気がします。
資料作りの準備と、基本をしっかり学べ、DVDで実際に話しているところも見られるこの本は、プレゼンの基礎をしっかり学べる良い本だと思います。
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