以前、爆笑問題のニッポンの教養で取り上げられていた社会心理学が面白く、社会とは何かということについて、もっと考えたいという思いから、「社会学を学ぶ(著:内田隆三)」を読んでみました。
目次
- 序章 社会学を学ぶ人のために
- 第一章 社会学以前
- 第二章 社会学入門
- 第三章 マルクス
- 第四章 構造主義
- 第五章 ミシェル・フーコー
- 第六章 現代社会の理論
- 第七章 習俗の思考
- 第八章 ヴァルター・ベンジャミン
- エピローグ
著者の体験談と、社会学史の本
わたしには、少し敷居の高い本でした。書かれていることは理解できましたが、実感することができず、途中から斜め読みしました。
この本には、著者の体験談と社会学史が書かれています。私の場合、哲学史とか日本史とか、社会学史のような、○○史というものに、あまり興味が無いようです。
○○史よりも、その当時の人たちが、悩んでいたことや希望を感じたこと、そしてそのときどのように考えていたかに興味があるようです。
ウェーバーの行為理論
私にはこの本が合いませんでしたが、その中でも面白いと感じられたのが、ウェーバーの行為理論。
- 目的合理的行為・・・事実を元に論理的に考え行動すること
- 価値合理的行為・・・倫理や宗教などの考え方をもとに行動すること
- 情緒的行為・・・感情をもとに行動すること
- 伝統的行為・・・習慣で行動すること
論理的に考えて行動しなければダメとか、感情で行動してるとか言うことがありますが、それが細かく分類されたことで、直すべき行動を、どう直すのか考えやすくなりそうです。
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