この夏たのしみにしていた映画、「借りぐらしのアリエッティ」を観てきた。企画・脚本は宮崎駿、監督は米林宏昌。米林宏昌監督、初の長編映画作品だ。
原作は、イギリスの小説「床下の小人たち(著:メアリー・ノートン)」。1952年に発表された児童文学で、カーネギー章を受賞している。
映画「借りぐらしのアリエッティ」の物語りは、病気療養のため、祖母の家に預けられることになった少年と、その家に住んでいる小人(アリエッティ)が遭遇するところから始まる。
ジブリ作品ではあるものの、宮崎駿監督作品ではないので、「この映画、面白いだろうか?はずれじゃないだろうか?」という不安が入り交じった気持ちで、映画を観始めた。
小人たちの世界が、大きなスクリーンに広がり、劇場全体を使った効果音により臨場感が倍増し、あっという間にエンディングを迎えた。
劇場内の観客には、小さな子供も居たようだが、ぐずることなく、集中して観ていたようだった。
「借りぐらしのアリエッティ」は、大人も子供も楽しめる。映画館に足を運び、大きなスクリーンと劇場全体を使った効果音による小人たちの世界を、ぜひ体験して欲しい。
テレビで観るのとは、まるで違う体験を、映画館で味わえると思う。
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