欧米では、手書きの手帳はほとんど使われていないようです。日経ビジネスAssocie 2013年11月号の「海外ビジネスパーソンの手帳事情(P.82)」にそのような記事が掲載されていました。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 11月号
日本では個人のスマートフォンの業務利用を禁止している企業が多数あります。IT企業ですらそのような状況です。そのため仕方なく手書きの手帳を使用している人も多いのではないでしょうか。
この状況は、八重の桜で描かれていた明治維新に繋がる戦を思い出します。刀に固執し鉄砲を卑怯者の道具と罵り、やっと火縄銃を使い始めたかと思うと、外国はすでにライフルの時代。
スケジュール管理の実用品として考えた場合、紙の手帳はすでに刀や火縄銃と同等かもしれません。ライフルであるスマートフォンを使えるようになっておかないと、あっという間に奈落の底かもしれません。
電子化による情報漏洩を怖がるのも良いですし、手書きの良さを主張するのも良いのですが、スマートフォンを紙の手帳と同様に使えるようになった上で、実用品としてどちらが良いのか一度きちんと考えておいた方が良いように思います。