pomera DM100での文章作成が快適なためか、pomera DM100のBluetooth機能を使ってiPhone 4Sで文章作成する必要性は感じていません。しかし、pomera DM100を、Bluetoothキーボードとして実際に使ってみたら、何か新しい発見があるかもしれないという好奇心もあり、試しに繋げてみることにしました。
繋げ方は、簡単です。
- iPhoneのBluetooth機能を「設定」→「一般」→「Bluetooth」からONにする
- pomera DM100のBluetoothボタンを押す
- Bluetooth接続方法で「キーボード」を選択する
- iPhoneに表示されるPINコード(4桁の数字)を、pomera DM100から入力する(2回目以降は、PINコードの入力は不要になります)
iPhone 4Sに、pomera DM100から入力してみたところ、確かに入力するのが楽になりました。入力速度も格段に速くなりました。しかし、pomera DM100単体で文章作成するのに比べると、少し、ストレスを感じます。ストレスの原因は、文字変換効率の悪さです。iPhone 4Sの文字変換は、iPhone 4Sの狭い画面の中で操作しやすいようにできています。pomera DM100からiPhone 4Sに文字入力するようにはできていません。そのせいか、文字変換が思うようにできず、ストレスを感じます。
また、まっすぐ正面を向いて文章作成できないことにもストレスを感じます。pomera DM100のキーボードからiPhone 4Sに文字入力する場合、pomera DM100の左隣か、あるいは右隣にiPhone 4Sを置き、体をpomera DM100に向けたまま、視線をpomera DM100の左隣や右隣に向けなければなりません。この、不自然な手と目の動きにもストレスを感じます。
もうひとつ付け加えると、iPhone 4Sとpomera DM100の電源を同時にONにしておく必要があり、BluetoothもONにしておく必要があるため、バッテリーの消費が多くなりそうだということも気にかかります。実際に計測していないため、そういう気がするだけですが、気にかかることをかかえたまま文章作成するのは、文章作成の効率を下げてしまうため、やはり、これも、私にはストレスになります。
私は、シンプルな操作を好みますので、少しでも複雑さが入り込むと、とたんに使う気がなくなってしまいます。どうしてもiPhone 4Sで長文作成が必要な場合を除いて、iPhone 4Sとpomera DM100は別々に使用することになると思います。iPhone 4Sでは単文を入力し、pomera DM100では長文を入力するという使い方が、私の好みには合っているようです。
以上のことから、iPhone 4SのBluetoothキーボードとしてpomera DM100を使いたいというかたには、購入をおすすめしません。pomera DM100を単体で使用することを前提として、試しにiPhone 4Sに繋げてみて、気に入ったらBluetoothキーボードとしても使ってみようと思われるかたにはおすすめします。
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