
ほぼ日手帳に、食べ物のことについて書き始めたら、あっという間に1ページ埋まりました。
書き込んだのは、今夜、美味しく作ることができた料理のことやそのポイント、食材を買うときは地元の物を選びたいなど、今日思ったことを書き込んでいたら、あっという間に1ページ埋まりました。
私はほぼ日手帳に、ほとんど何も書き込まない日もあるのですが、好きなことや夢中になっていることがあると、たくさん書き込むようです。
ときどき、「手帳を使いこなしていない」とか「手帳を使いこなすにはどうすれば良いですか?」といった記事を雑誌や書籍で見かけます。
何か目的があって手帳を使い、手帳を使うことでより良い成果を出すためには、「目的に沿って使いこなす」ことが必要なのかもしれませんが、私は単に楽しんで使っているだけなので、使いこなそうという思いはありません。
話しが変わりますが、家を建てるとき、ノコギリを握りしめて使いこなせないと嘆きながら、釘を打つことはしません。釘を打つには金槌を使うでしょう。場所によっては電動の釘打ち機の方が効率よく作業できるかもしれません。
どんなに高価で性能が良いノコギリであっても、釘を打つことはできません。道具は目的に応じて使う必要がありますし、人それぞれ使いやすい道具は違うものだと思います。
そんなわけで、道具を使いこなせないと悩み続けているのであれば、そもそもその道具は適切なのか、自分にとって使いやすい道具なのか、使う目的は明確になっているのか、その目的を本当に達成したい欲求があるのか、といったことを確認すると良いのではないでしょうか。
その目的を達成したい欲求があり、目的に沿った道具を使い、自分にとって使いやすい楽しい道具であれば、「使いこなそう」という悩みはなくなり、道具を大切に使おう愛でようと思うようになると思います。