スマートワークスタイルをコンセプトにしたコクヨのブランド「trystrams」から、『ダイアリー LIFEHACK 2013年版(以降、LIFEHACK手帳と呼ぶ)』が発売されました。小山龍介さん監修の手帳で、手帳に書き込んだタスクリストやメモを、スマートフォンで撮影して持ち歩く機能が用意されています。
今回紹介するのは、イタリアのブランド「Orobianco(オロビアンコ)」の創始者ジャコモ・ヴァレンティーニ氏がデザインしたペーパーカバーが組み合わされたダイアリーです。型押しされたOrobiancoのペーパーカバーの上に、ビニール製のカバーが付けられています。黒革のような質感のペーパーカバーに、Orobiancoのマークが型押しされており、落ち着きのある印象です。
LIFEHACK手帳は、Orobiancoのペーパーカバー版のほかに、ネイビーやオレンジのダイアリーも用意されています(ネイビーやオレンジはOrobiancoのペーパーカバーではありません)。
手帳の構成
- 年間カレンダー
- 手帳の解説
- YEARLY TIMELINE
- MONTHLY TIMELINE
- TASK INBOX (スマートフォンとの連携可能)
- WEEKLY SCHEDULE
- CREATIVE FRAMEWORK
- FEELD WORK NOTE (スマートフォンとの連携可能)
- PERSONAL INFORMATION
手帳の中身
見返しはクリーム色で、さらっとした感触です。ビニール製のカバーにはカードを入れるためのスリットはありません。カード類を入れる場合、他社製のポケットシールを張り付けると良さそうです。
見返しを開くとオシャレな雰囲気の写真が載っています。
年間カレンダー
2013年〜2014年のカレンダーは、月曜始まりで、日曜祝日が青色で表現されています。
手帳の使い方
TIMELINE、MILESTONE、 TASK INBOXといった、LIFEHACK手帳独自の記入フォームの使い方が紹介されています。
TIMELINE
TIMELINEは、YEARLY TIMELINEと、MONTHLY TIMELINEに分かれています。上の写真は、YEARLY TIMELINEです。
TIMELINEとは、タスク同士のつながりを記入することで、仕事の流れがわかるようにする、ガントチャートのようなものです。YEARLY TIMELINEには、年間のTIMELINEを書き込みます。
MOTHLY TIMELINEには、YEARLY TIMELINEで計画した年間のTIMELINEを、月間のTIMELINEに分解します。
TASK INBOX
TASK INBOXには、1500件分のタスクを書き込めます。また、CamiAppというスマートフォンのアプリ(iPhone版/Android版)を使うことで、TASK INBOXに書き込んだタスクを、簡単にスマートフォンに取り込むことができます。
WEEKLY SCHEDULE
WEEKLY SCHEDULEは、月曜始まりで06:00〜24:00までの時間軸があり、2012年12月31日〜2014年01月05日まで掲載されています。土日祝日の背景色が薄い水色で表現されています。また、左ページには月曜〜木曜、右ページには金曜〜日曜が掲載されています。
WEEKLY SCHEDULE上部には、タスクの記入欄があります。また、左ページ上部には、その週の目標値と、結果を記入する欄(WEEKLY SCHEDULEという文字直下の四角い枠)があります。
右ページ上部には、手帳を使ううえでヒントになりそうな言葉が書かれています。また、右側にはその月のカレンダーが掲載されていたり、メモを記入するスペースがあったりします。
CREATIVE FRAMEWORK
SCAMPER法、2x2 Matrix、 3x3 Matrixといった、クリエイティブな作業をするときに役立つフレームワークが掲載されています。
FEELD WORK NOTE
FEELD WORK NOTEは、28ページあります。そのうち、最初と最後のページを除いたページを見開きでCamiAppを使用してスマートフォンに簡単に取り込むことができます。
PERSONAL INFORMATION
PERSONAL INFORMATIONは、見返しの直前に記入欄があります。
見返しとカバー
カバーには、カード用のスリットやペンホルダーはありません。カード入れやペンホルダーが欲しい場合は、カスタマイズすると良さそうです。
付属品
LIFEHACK手帳には、CamiAppを使用して名刺を読み込むためのカードが着いています。
まとめ
LIFEHACK手帳は、シンプルで無駄が少なく機能的な手帳です。仕事を進める道具として手帳を利用している人には良い手帳だと思います。また、年間単位でスケジュールを組み立てる人は、YEARLY TIMELINEを利用することで、仕事の流れを把握しやすくなると思います。
仕事とプライベートの手帳を分けている人には、とくにおすすめしたい手帳です。
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