ほぼ日手帳のアンリさんの革カバーを予約するときに、ひとつだけ気になっていたことがありました。
その気になっていたこととは、栞が1本になることです。ほぼ日手帳のカバーのほとんどに2本の栞がついていますが、アンリさんの革カバーには1本の栞しかついていません。
私は今まで「月間カレンダー」と「1日ページ」に、それぞれ1本ずつ栞を使っていました。そのため、2本の栞が必要でした。
四角のタグがついた栞を「月間カレンダー」にはさみ、三角のタグがついた栞を「1日ページ」にはさんでいました。栞のタグの形を指先で感じることで、栞を目で見なくても「月間カレンダー」や「1日ページ」を開くことができました。
栞が1本しかついていないアンリさんの革カバーを、今まで使ってきた他のカバーと同じような使い勝手で使えないものかと考えた末、「月間カレンダー」にポストイットを貼ることにしました。「月間カレンダー」の右ページから少しはみ出すようにして、ポストイットを貼り付けてあります。
「月間カレンダー」を開くときは、ページからはみ出したポストイットに親指を引っ掛けるようにして、目的のページを開いています。
栞が1本しかないために始めた使い方ですが、この使い方が意外に気持ちよく、今では気に入っています。
アンリさんの革カバーで栞が1本になったことで、栞を握れば必ず「1日ページ」が開くようになりました。1つの動作が1つの結果と必ず結びつくのは、シンプルでわかりやすく、私好みです。
「月間カレンダー」は、ポストイットを貼ることで、栞を使って開くより小さな動作で目的のページを開けるようになりました。
栞2本の使いやすさも捨てがたいですが、栞が1本になったことで、今までとは少し違う使いやすさを手に入れることができました。