今回紹介する「uni-ball Signo RT1」は、今までの「uni-ball Signo」と比べて以下の特徴があります。
- ペン先と紙の摩擦抵抗を少なくする「エッジレスチップ」
- 極細線の書きやすさを向上させた「新配合インク」
- グリップと軸のつなぎ目が目立たない「ワンモーションデザイン」
機能面の特徴や図解などは、メーカーのサイトや、@DIME「【ヒット商品開発秘話】三菱鉛筆『ユニボール シグノ RT1』ヒットの理由」に詳しく掲載されています。
そのため、この記事では実際の使い心地を紹介していきたいと思います。
uni-ball Signo RT1とuni-ball Signo(キャップ式)の比較
まず、書き味については、「uni-ball Signo RT1」の方がペン先のボールがコロコロ転がる感触が伝わってきます。ボールが転がったところに、インクがさらさらと流れていくような書き味です。
「uni-ball Signo RT1」「uni-ball Signo(キャップ式)」とも、書き出しからかすれることなく気持ちよく書くことができます。
インクの濃さは、私の目にはほぼ一緒のように感じました。強いて言えば「uni-ball Signo RT1」の方が若干濃いかもしれません。
ペンを持ったときの重心は、「uni-ball Signo RT1」の方が高い位置にあります。「uni-ball Signo(キャップ式)」のキャップを、ペンのお尻につけて書いているような感覚です。
その他、「uni-ball Signo RT1」はノック式のため、ペンを持ち替えたり持ち上げたりするときに、ノックする部品からカチャカチャ音がします。
「uni-ball Signo RT1」と「uni-ball Signo(キャップ式)」のどちらかを1本を選んで使うとしたら、私は「uni-ball Signo(キャップ式)」を選びます。
その理由は、「uni-ball Signo(キャップ式)」の方が優れているからということではなく、見た目も機構もシンプルなものが好きだからという単純な理由です。
なお、今回は0.38mmの芯を使用して比較していますので、0.28mmや0.5mmでは印象が違うかもしれません。
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