
情報カードを使い始めた理由のひとつに、情報がアフォードしてこないことに対するストレスがありました。
コレクト 情報カード 5x3 方眼(Amazon.co.jp)
コレクト 情報カード 5×3 無地(Amazon.co.jp)
「アフォード」とは、例えば天井の照明からひもがぶら下がっていれば、それは「引っ張る」ことを意味しており、ひもではなく壁にスイッチがあれば、それは「スイッチを押す」ことを意味しています。
つまり、物が人間に対して、どのように扱われようとしているのか訴えかけてくることを、アフォードすると言います。
さて、「情報がアフォードしてこないことに対するストレス」と最初に書きましたが、iPhoneに情報を入力した場合、リマインダーを使えばアラームやバイブで対応が必要な情報があることを知ることができます。しかし、時間や場所にひも付けられない情報や、場所にひも付けられてもすぐに対応しなくても良い情報につては、リマインダーによる通知効果が低くなります。
- iPhoneのリマインダーが有効
- 対応する時間が決まっている情報
- 対応する場所が決まっており、すぐに対応する必要がある情報
- iPhoneのリマインダーの効果が薄い
- 対応する場所が決まっているが、すぐに対応する必要がない情報
「対応する時間が決まっている情報」とは、例えば会議や人との待ち合わせといったものです。その時間に遅れると、仕事を失敗したり、信用を失ったり、不利益を被るようなことです。
「対応する場所が決まっており、すぐに対応する必要がある情報」とは、例えばシャンプーやトイレットペーパーを切らしてスーパーに買い物に行ったときに、そのスーパーで切らしたものを買うといった情報です。この情報も、その場所ですぐに実行しなければあとで困った事が発生するような情報です。
「対応する場所が決まっているが、すぐに対応する必要がない情報」とは、例えば家の掃除や、Blogに記事をアップするといったものです。家の掃除はすぐにやる必要はないですし、数日後でも良いし、数ヶ月後でも我慢できる限りやらなくても大丈夫ですが、ずっとやらずにいると、不衛生な環境になり病気になるなど間接的に困った事が発生するような情報です。
つまり、7つの習慣の「緊急&重要」の4領域のうち、第1領域の情報についてはiPhoneのリマインダーが有効でした。しかし、第2領域の情報についてはリマインダー以外の方法を考えなければいけませんでした。
さて、情報カードに話しを戻すと、情報カードは机の上に置いたままになっています。そのため、何か書き込まれた情報カードが置いてあれば、その情報は対応が必要な情報であることを意味します。
情報カードが机の上にある間、ずっと、対応して欲しいという事を訴えかけてきます。
第2領域の情報をうまく扱うために、情報カードを使い始めました。
コレクト 情報カード 5x3 方眼(Amazon.co.jp)
コレクト 情報カード 5×3 無地(Amazon.co.jp)