ビットコインはじめました
何年か前にビットコインにからむ事件があり、マスコミに出てくる識者と言われる人たちやコメンテーターたちが、ビットコインを袋叩きにしていた印象があります。
2017年9月18日の現代ビジネスの記事にも以下のように書かれていました。
「米銀JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は12日、同行のトレーダーが仮想通貨ビットコインの取引を行ったとしたら解雇すると言明した」
金融関係は信用の上に成り立っているため、新しい技術に対して保守的なのは必要なことだと思います。当時の反応としては、自然な反応だったのだろうと思います。
それから約4年の月日がたち、ビットコインを扱う業者が増えてきました。
楽天やGMO、DMMといった大手企業も参入しています。
とくにDMMは、ビットコインの取引に関するテレビCMも出しているので認知度も上がっているのではないかと思います。
大手企業がやっているから絶対安心ということはありませんが、ある程度の安心材料は出ていると考えてよいと思っています。
ビットコインをはじめた理由
はじめたといっても、正直まだよくわかっていません。まだよくわかっていないものの、以下のような理由で、ビットコインをはじめることにしました。
- 楽天やGMO、DMMといった大手企業も参入しはじめているのでこれから成長しそう
- よくわからないけど、とりあえず行動してみたかった
- 行動してみればわかるようになるはず。失敗のリスクは勉強代としてあるていど受け入れる気になった
よくわからないのに始めるなんて、何考えているんだと言われそうですが、何事もトライ&エラーはつきものですから、失敗しても大けがしないようにしておけば良いだろうと考えています。
ひとまず、3000円ぶん現物取引してみました。
暴落などがあってこのお金がすべてなくなったとしても、経験は残るので勉強代として十分問題ない範囲です。とはいえ、上がってくれたらもちろん嬉しいですけどね。
ビットコインが今後も成長しそうと感じる理由は、サピエンス全史で書かれている通貨の存在
人類がこれまでに気づき上げてきた文明について解説している「サピエンス全史」という書籍の中で、貨幣についても解説されています。
物々交換していた人類が、金や銀と物を交換するようになり、硬貨と交換するように変わり、さらに紙幣と交換するようになっていった歴史があります。
現代では、電子マネーが一般的になりつつあります。
なぜ、このように変わっていったのかは「サピエンス全史」を読んでいただくとして、私は、その流れの延長線上に仮想通貨があると考えています。
IT技術者の目線で考えると、硬貨や紙幣、証券といった実態をやりとりするのは、数字を変動させるうえでボトルネックになるように見えています。そのボトルネックのおかげで、地に足についた状態の数字になっている面もあると思いますが、ボトルネックをとりはらった方が成長速度が増すのではないかと感じています。
ビットコインのことをまだよくわかっていないので、成長しそうと感じているだけですが、実際に取引してみないとわかるようにならないと思うので、ビットコインをはじめてみました。