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オフショア開発と、自己犠牲

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ソフトウェア開発では、数年前からオフショア開発の取り組みが盛んに行なわれるようになりました。

オフショア開発とは、日本で企画したソフトウェアを、海外で開発するというものです。日本と比べて賃金の安い海外の開発者に仕事を依頼することにより、開発費用を低く抑える効果が期待されています。

しかし、オフショア開発はなかなかうまくいかないといういのが、よくある状況のようです。うまくいかない理由はいろいろあると思いますが、「設計書通りのものしか作らない」というものがあるようです。

欧米人は基本的に自分の責任範囲の仕事しかしない。ソコがヘンだよ! 日本人エンジニア - @IT自分戦略研究所

一般的に日本人は、自分の責任範囲外の仕事もします。責任範囲外の仕事にも協力しないと、他者に非難されるほどです。つまりそれは、追加された仕事への対価を貰い受けない自己犠牲によるものであり、滅私奉公の美徳によるものと考えられます。

しかし、海外はどうでしょう?滅私奉公の美徳はあるでしょうか?それどころか、奴隷制度を経験した国の人たちは、自己犠牲を要求してくる日本人に対して、奴隷になれと言われているような不快感を感じることはないでしょうか?

聖書の中に自己犠牲という言葉があったと思いますが、それは、自らの意志で、自らが犠牲になることであって、滅私奉公のように、社会が自己犠牲を要求することではないはずです。

滅私奉公を当然のこととする日本人にとって、自己犠牲は不完全義務(それをしなくても罰せられないが、非難されるようなこと)であるように思います。しかし、奴隷制度を経験した国の人たちに、自己犠牲が不完全義務であるなどということは、絶対に考えられない忌まわしいものではないでしょうか。

  • 日本人→自己犠牲は不完全義務→滅私奉公
  • 外国人→自己犠牲は不完全義務→奴隷

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