先日、ダイアログ・インザ・ダークに参加してきた。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、少人数のグループで暗闇を探検するエンターテイメント。暗闇のエキスパートである視覚障害者がサポートしてくれる。
こういうイベントで「楽しむ」などと言うと、「不謹慎」と考えるかたも居ると思うが、主催者側の視覚障害者のかた自身、エンターティナーとして振る舞われているので、楽しまなければ逆に失礼。ボランティアとか医療とか、そういった概念は全て取り払ってほしい。彼らと我々は、対等だ。
暗闇の中で差し伸べられる視覚障害者のかたの手が、これほど心強いものとは思わなかった。前に進めず立ち往生したり、課題をこなせず困ったりしているときに、あっさりと問題を解決してくれる。「視覚障害者、すごい!」と心の底から思った。
参加費用は5,000円。決して安くないが、機会があれば繰り返し参加したい。暗闇の価値観がガラリと変わる、興味深くて楽しいイベントだった。
このイベントに連れて行ってくれた友達に、心から感謝したい。