ほぼ日手帳 2013年 革カバー ブルーブラックは、タンニンでなめされた牛革を使用したカバーです。タンニンなめしの革は、使いこむうちに柔らかくなり、艶が増し、色の深みが増す特徴があります。
外側にはポケットがあり、すべすべした手触りです。艶があり、うっすらと周囲のものが映り込みます。
内側にも同じ革が使われています。手帳を差し込む部分には、革と同系色のサラサラした布のような素材が使われています。
革カバー左側には、名刺が入るポケットが4つ、浅いポケットが1つ、それら5つのポケットの下に大きなポケットが1つあります。
革カバー右側には、大きなポケットが2つあります。
バタフライストッパーも革でできています。固い革ですので、最初のうちはペンを抜き差しするのが大変です。使い込むうちによくなっていくと思います。
コバもきれいに仕上げられています。使い込むことで手になじみ、艶が出てくる革を長い間使うには、十分な強度がありそうです。
革カバー内側の右下に、HOBO 2013のタグがありました。革カバーを何年も使っていると、「この革カバーはいつから使っているのだろうか?」と思う日がくるかもしれないので、目立たない場所にある2013年の文字がうれしいです。
しおりの先の革も、しっかり取り付けられていました。四角と三角の革のおかげで、手に持った感触だけでどちらのしおりを持ったかがわかります。
デイリーページは三角、マンスリーページは四角といった使い分けを決めておけば、しおりをつかって楽に目的のページを開くことができます。
タンニンなめしの革は、使い込むことで手になじみ、表情が豊かになる革です。これからどのような表情に変わっていくのだろうかと思うと、使っていくのが楽しみになり、早く手になじむようにと思わずなで回したくなります。
この革を、ゆっくり、じっくり、育てていこうと思います。
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