アンリさんの革カバーを紹介します。この革カバーは、「HENRY CUIR (アンリクイール)」の革職人、アンリ・ベクランさんの工房で手作りされた、ほぼ日手帳の革カバーです。
ほぼ日手帳を使い始めて7年経ち、たぶんこの先も、ほぼ日手帳を使い続けるのだろうと思ったため、永く使い続けられる革カバーが欲しくなり購入しました。
アンリさんの麻の袋(革カバーの入れ物)
アンリさんの革カバーは、麻の袋に入れられて届けられました。麻の袋のとなりにある緑色の冊子は、革カバーの説明書です。
麻の袋は素朴な味わいです。「アンリクイール」のロゴが入っています。
アンリさんの革カバーの外側
革カバー外側には、刺繍が施されています。ほぼ日手帳の他のカバーにあるような、カバー外側のポケットは付いておらず、シンプルな造りです。
前側には、自転車が刺繍されていました。
後ろ側には犬が刺繍されていました。
刺繍の色や組み合わせは、革カバーごとに違うそうです。
革カバーの上下の端には、革の折り返しを留めるステッチがあり、デザインのアクセントになっています。
アンリさんの革カバーの内側
革カバー内側もシンプルな造りです。カード用のポケットもありません。
バタフライストッパーは、しっかり縫い付けられていました。
内側の左下には、「HENRY CUIR (アンリークイール)」のロゴが刻印されています。
内側の右下には、「糸井重里」のサインが刻印されています。
栞はアンティークのトンボ玉
栞に使われている練りガラスのトンボ玉は、500年以上前のアンティークものだそうです。強い色の組み合わせですが、派手な中に落ち着きがある美しいトンボ玉です。
このトンボ玉は革カバーごとに違い、同じ物はひとつとして無いそうです。私の革カバーには、鮮やかな黄色と青が印象的なトンボ玉が使われていました。しかし、他の革カバーには、他の色やデザインのトンボ玉が使われていることでしょう。
栞を留める場所にもトンボ玉が使われていました。2つのトンボ玉がシンプルな革カバーの色味のアクセントになっています。
最初は革カバーが「ほぼ日手帳」に馴染みません
革を折り返している部分にふくらみがあるため、最初は、革カバーがほぼ日手帳に馴染みません。使い込むことで革が馴染んで行き、ほぼ日手帳によく似合うカバーになっていくと思います。
革カバーが使いやすくなることで、革が育っている事を実感できると思います。
永く使う革カバーだから修理もできる
アンリさんの革カバーの説明書に、修理についての説明がありました。
- 修理が必要な部分の写真を撮る
- ほぼ日ストアに写真付きでメールする
- アンリクイール・青山本店から修理の詳細が連絡される
トンボ玉はアンティークの1点もののため、修理の際に全く同じ物を付ける事はできないそうです。そういった、かけがえのないものと付き合って行けるのは、素敵な事です。