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はじめに
神田昌典さんの「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」が、iPhoneやiPadで読めるようになった。
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」は、ビジネス戦略の立て方についての書籍。私はこの書籍を、ビジネス戦略の立て方のお手本にしている。昨年まで、要約を作成して、ほぼ日手帳に貼付けていた(旧サイトの記事)。
その書籍が、iPhone & iPad向けの電子書籍になったことを知り、すぐさまインストールした。
目次
- はじめに
- 第1章 戦略は足し算ではなく、かけ算から生まれる
- 第2章 未来を予測する経営者
- 第3章 「経営なんて簡単なのに」
- 第4章 理想の顧客に出会う方法
- 第5章 賢者は愚者でもできることをやる
- 第6章 ビジネスは大人が遊ぶ数字のゲーム
- 第7章 害虫になるか、それとも天使になるか?
- 第8章 購買意欲をシステマチックに高める方法
- 第9章 ヒラメキは、集中した思考の後に降ってくる
- スター戦略構築法全チャート
- あとがき
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」と、他のビジネス戦略の立て方の違いは、「はじめに」で解説されている。
いままでの戦略論は、成長経済のもとで生み出された。その頃は、顧客はそこにいる、商品需要はそこにあることが前提だった。だから企業戦略も、いかにライバルを打ち負かし、顧客を奪うのかが主眼だった。(はじめに - 60分間・企業ダントツ化プロジェクト)
現在は、顧客がいない。商品需要もない。ライバル会社も、顧客がいなくて疲弊しているのである。ライバル会社と戦っている場合ではなく、まずは市場を創造しなければならない。(はじめに - 60分間・企業ダントツ化プロジェクト)
社会に大きな変化がある中、今までの戦略では十分ではない。そのため、新しい戦略が必要になる。しかし、多くの企業は「他社より良い商品をつくる」ことに注力している。
マスコミや政治家から「日本のものづくり」という言葉を聞くたびに苛立を覚えるのは、まさにその点だ。ライバルを打ち負かし、顧客を奪うための「ものづくり」は、現代では不十分であると感じているからだ。
まとめ
「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」は、経営者だけでなく、全ての人に読んでほしい書籍。
特に、ビジネスのやりかたに疑問を持っている人は、この書籍で解説されているビジネス戦略の立て方に感銘を受けると思う。
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