財布の中がレシートでパンパン。
もらった領収書を、その場で財布へ。もらったショップカードも、その場で財布へ。もらった割引券も、その場で財布へ・・・そうしてできあがる、パンパンなお財布。
パンパンなお財布は、見た目が悪いばかりでなく、財布への負担になります。革製の財布なら、革がムリに伸びて痛みます。ジーンズのポケットに財布を入れている人は、ポケットの生地も痛みます。奇麗な女性がバッグの中からパンパンな財布を取り出すと、少なからずガッカリします。
パンパンなお財布は、整理されていないお財布です。その整理対象は、レシートやショップカード、割引券といった紙片たちです。
レシートやショップカード、割引券を要約すると、情報が書かれた紙です。つまり、情報が書かれた紙を財布に放り込んでそのままにしているということです。そうして考えていくと、財布は、情報が書かれた紙を、手当り次第に放り込める入れ物です。これは、GTDのInboxと良く似ています。
そこで、財布を財布と考えず、GTDのInboxの一種として捉えてみることにします。1日の終わりに、Inboxを空にすることで、不要な紙片が財布の中に氾濫することがなくなります。
GTDを実践している人なら、1日のどこかでInboxを空にする時間があると思います。その時間に、お財布をInboxに見立てて、紙片を取り除けば、レシートやショップカード、割引券で財布がパンパンになることはありません。
また、レシートを処理するときに、家計簿に書き写すというフローを用意しておけば、支出管理することもできます。
まとめ
- 財布を、GTDのInboxとして捉える
- GTDのInboxを空にするときに、財布も空にする
- 紙片を処理するときに、家計簿に書き写す
たったこれだけのことで、パンパンな財布が薄くなり、家計簿で支出管理できるようにもなります。