「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というビスマルクの有名な言葉がありますが、私は賢者ではありません。歴史に学べるほど優秀ではありません。
愚者の私は、経験から学ぶ方が得意です。
たとえば、本に載っているような立派なタスク管理システムを、そっくりそのまま取り入れて、いきなり運用することは、私には困難です。
本に載っている立派なタスク管理システムに感銘を受けつつ、すぐにマネできそうなところから、マネしています。
私の場合、タスク管理に限らず、メモ管理や予定管理など、いろいろな管理のシステム(仕組み)を始めるとき、シンプルなシステムから始めて、失敗を経験しながら必要な仕組みを追加していきます。
そして、システムが複雑になったら整理します。整理の方法は、大きく分けて3点です。
- 不要になった仕組みを止める
- 効果が薄い仕組みを止める
- 仕組みを組み合わせて効果を高められないか検討する
本を書かれているような方々も、探り探りやりつつ、失敗を経験しながら、その仕組みを作り上げられているかたが多いような気がします。
私のように賢者ではない方々には、シンプルなシステムから始めて、失敗を経験しながら必要な仕組みを追加し、整理することをおすすめします。