
あなたが手帳に書き込んだ言葉は全て、あなた自身が頭で言葉を理解し、書き込む必要があると判断したものに限られます。
このことから、手帳をより良く使うために必要なことを考えてみようと思います。
書き込みを指示されても判断している
あなたが誰かに手帳に言葉を書き込むように指示されたとしても、指示されたことをきっかけに、書き込む言葉を理解して、書き込む必要があると判断してから書き出しています。
指示されたのだから書き込むかどうかに判断はないだろうと感じられるかもしれませんが、たとえば、テレビ番組を観ているときに、その中の司会者が「これは面白い言葉ですので、手帳に書き込んでください」と言っても、多くの視聴者はその指示を無視するでしょう。
つまり、誰かに指示されたとしても、書き込むかどうかの判断をしているのはあなた自身です。
頭の状態と書き込む内容
「あなたが手帳に書き込んだ言葉は全て、あなた自身が頭で言葉を理解し、書き込む必要があると判断したものに限られる」という点については同意いただけたと思います。
そのうえで、もし、理解する力が低下していたり、判断する力が低下していたら、手帳に書き込んだ言葉はどのような言葉になるでしょうか?
体調がとても良いときと、寝不足でフラフラになっているときを想像してください。
自分のためになる言葉を聞いたとして、体調が良ければ手帳に書き込んだかもしれない言葉が、寝不足で注意力散漫になっていれば書き込むかどうかの判断以前に、言葉に気づくことすらないかもしれません。
手帳をより良く使うには
体調が良いということは、頭の中がスッキリしている状態でもあります。そして、寝不足状態は頭の中に霞がかかったような状態です。寝不足とは泥酔している状態と同じようなものであるとも言われています。
また、風邪や頭痛などで体調が悪いときにも判断力は鈍ることでしょう。
つまり、頭をスッキリした状態にしておくことは、手帳を使うえでとても大切なことです。
早起きして美味しく朝食をいただき、気持ち良く1日を始められるように日々過ごすことが、手帳をより良く使うことにつながると思います。