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手帳はMacGuffin

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Wikipediaのヒッチコックのスクリーンショット

数年前、林海象監督の「探偵事務所5」という映像作品を見ました。その中に「MacGuffin(マクガフィン)」という言葉が出てきました。作品を見終わったあと、「MacGuffin」という言葉が心に残り、調べてみました。

マクガフィン(MacGuffin, McGuffin)とは、何かしらの物語を構成する上で、登場人物への動機付けや話を進めるために用いられる、仕掛けのひとつである。登場人物たちの視点あるいは読者・観客などからは重要なものだが、作品の構造から言えば他のものに置き換えが可能な物であり、泥棒が狙う宝石や、スパイが狙う重要書類など、そのジャンルでは陳腐なものである。Wikipedia

「MacGuffin」は、映画監督のアルフレッド・ヒッチコックが、映画を説明するときに使っていた言葉だそうです。

ヒッチコックによれば、マクガフィンに過ぎないものに観客が気を取られすぎるとそれに続くサスペンスに集中ができない。だから、マクガフィンについては軽く触れるだけで良いWikipedia

ヒッチコックにとって大切なのは、「MacGuffin」をきっかけに展開される物語であり、「MacGuffin」そのものは重要ではなかったようです。

さて、話が変わりますが、私にとって手帳や文房具、MacやiPhone、鞄など、あらゆる物は「MacGuffin」のようなものだなと感じることがあります。

素晴らしい造りの物や、美しい造りの物がありますが、大切なのは物自体ではなく、その物をとりまく人や物、時間、場所といった物事の関係が積み重なることが大切なのではないかと感じます。

例えば一流の料理人が、一本の包丁を取り出し「この包丁は、料理人になったときに始めての給料で買ったものだ。それから30年。毎日使っている。ジャガイモの皮をむいたり、ニンジンを切ったり、タマネギをみじん切りにしたり、今では自分の手の一部のようだ。まぁ、始めての包丁だったから、どこにでも売っているような包丁だったけれどね。」と言ったら、その包丁は宝物のように見えるでしょう。このBlogを読まれているようなかたであれば、そんな包丁に出会ってみたいとさえ思われるかもしれません。

しかし、重要なのは包丁自体ではなく、包丁を使い続けてきた年月にあります。「どこにでも売っているような包丁」だったのですから、当然、包丁自身は特別なものではなかったわけです。

物は、物自体に価値があるのではなく、その物をとりまく物事の関係の積み重ねが大切であり、関係が特別なものになるような気がします。

関係を積み重ねるために、永く使える物に出会いたいと思います。

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