時間管理というと、よく言われるのは、出来事の管理やタスクの管理です。
会議の予定(出来事)や作業(タスク)を、手帳やノートに書いて管理することを示すことが多いと思います。
そして、それらの時間管理方法は、過去から現在、未来へと、時間が連続していることを前提に、時間管理しています。
時間は「過去」「現在」「未来」の連続しているのは当たり前だろうという考えが普通だと思いますが、存在論を持ち出して考えると、少し違う世界が見えてきます。
例えば、たった5分前から世界が始まったとしたらどうでしょう?
今ある世界が、たった5分前に、そっくり、そのまま、生まれ出て来たと言われても、普通は信じられないと思います。しかし、私やあなたの記憶も、すべて、たった5分前に完璧に作り出された物だとしたら、5分前に始まった世界だということを否定する方法がありません。
つまり、時間は記憶によって作られていると思います。
時間は記憶の固まりであると考えると、良い時間、悪い時間は、良い記憶、悪い記憶に繋がります。そして、その記憶を良いと感じるか、悪いと感じるかは、その人の考え方次第。
考え方を変えることが、良い時間管理に繋がるのではないか?
だから、私が、ほぼ日手帳やスマイソン手帳でやっているのは、スケジュール管理ではなく、考え方の管理。
考え方を管理して良くしていくことで、悪かった時間も、良かった時間になります。これから来るはずの悪い時間も、良い時間に変えることができるかもしれません。
ほぼ日手帳やスマイソン手帳に、その日にあった大切なことや、大切な言葉を書き留めて、日々見返しています。
考え方の管理をするために、私には、ほぼ日手帳や、スマイソン手帳が必要です。