
書いた文字をこすって消せるペン「フリクション」を紹介します。
フリクション(Amazon.co.jp)
フリクション(楽天市場)
TVにもとりあげられ、あまりにも有名なこのペン。ブームは過ぎ去り、定番商品として販売されていると思います。
文房具専門店はもとより、書店の文具コーナーやコンビニでも販売されているほど入手しやすい商品になっています。
また、替芯も1本100円未満で入手できるようです。調べたところ、3本セットで300円程度で販売されていました。
入手のしやすさと価格の安さから、日用品として気兼ねなく使えるペンです。

今回紹介するのは、FRIXION BALL Slim 0.38mmのグリーンです。コンビニで購入しました。
ペンで書き込むときに指をそえるあたり(緑の透明パーツ部分上部)に、丸い凹みが3つずつ付いているため滑りにくくなっています。

ノブをノックしてペンの芯を出すと、円錐状のペン先が全てと、その後の円柱部分が少し出てきます。
芯の円柱部分とペン軸の穴の部分のサイズがほぼ一緒であるため、書いているときに芯がブレることがありません。
また、円柱部分のぶん芯が前に出ているためか、文字を書いているときに、ペンの先が指の影に隠れる事もありません。

ノック部分(0.38と書かれた右下に見える、透明の部品の部分)はクリップになっておらず、筆箱の中に入れておくのに邪魔にならない構造になっています。
ノブの部分に丸い穴が開いているため、ひもを通してメモ帳やノートなどに結びつけて、共有スペースに置くペンとしても使えそうです。例えば、機材の貸し出し台帳のようなものに結びつけて使えそうです。

フリクションのこする部分は、意外に汚れが目立ちません。上の写真のペンのおしりの白色部分がこする部分です。2週間ほど使用しており、書いた文字を何度か消しましたが黒ずんでいません。
インクの色味は、少し青みがかった緑色です。ゲルインクのペンですので、油性のジェットストリームと比べると、色は薄めです。
書き味は、ゲルンイクのボールペンらしさが良く出ており、ボールが紙の上を転がっている感触が伝わってきます。文字を書いている感じがはっきりと伝わってきますので、書き終わったときの満足感を得られます。
さて。フリクションは、ボールペンなのにこすって消せるのが最大の魅力です。そのため、長期保存するものに書き込むことはできません。
こすって消せるボールペンのため、加筆修正が頻繁に発生する手帳と組合せて使いたくなるペンです。しかし、手帳は長期保存しておきたいものです。そのため、手帳に気楽に書き込んで、間違えたらすぐにこすって消したいけど、消す必要がなくなったらずっと残しておきたいという、ジレンマが発生します。
あとになって困らないようにするためには、以下のような使い分けが良いと思います。
- 使い終わった手帳を紙のまま保存しておきたい場合は使わない。
- 使い終わった手帳を電子化する場合は使う。