手元の現金を明確にするために使用する、「家計当座帳」を紹介します。
「家計当座帳」は、「羽仁もと子案 家計簿」と一緒に使用することを前提に作られた出納帳(金銭の出し入れを記録するノート)です。
「家計当座帳」は、A5サイズの「羽仁もと子案 家計簿」よりひとまわり小さい、B6サイズのノートです。
※「羽仁もと子案 家計簿」のレビュー記事はこちらのリンクからどうぞ
見返し(前側)
見返しは無地のページです。
扉
扉には、家計当座帳の特色が掲載されています。以下のことが、ひと目でわかる特色があるそうです。
- 今日、いくらお金をつかったか
- 今日までに、いくらお金をつかっているか
- つかえるお金が、今いくらあるか
当座帳の使い方
当座帳の使い方が、6ページにわたって掲載されています。構成は以下の通りです。
- 当座帳のつけかた例(毎日の記入法)
- カードで買い物をした場合のつけ方
- 消費税のつけ方
- 月初めにつくる大元表(銀行等からの引き出し金など)のつけ方
- 借金と、その返済のつけ方
毎日の記入欄
毎日の記入欄は、おそらく200ページ以上あります。家計当座帳の224ページに対して、説明ページと関連書籍紹介ページが合わせて10ページ程度ありますので、200ページ以上あると思います。
また、1ページ2日ぶんの記入欄がありますので、400日ぶん以上の記入欄があるため、1年間使用しても大丈夫な量の記入欄が用意されています。
1日の記入欄は、13行あります。
購入したものをすべて細かく書き出すと書ききれなくなる日ありそうです。その場合は、翌日以降の記入欄も使ってしまうか、ある程度まとめて書く必要がありそうです。
月日と曜日は自分で書き込むようになっています。
列は「摘要」「数量」「費目」「出金額」「入金額」「現在額」の記入欄があります。
1日の入出金額をすべて書き終わったら、「入金合計」「出金合計」「入金累計」「出金累計」「本日残額」を記入します。
入出金の合計には、1日の入出金の合計金額を記載します。
入出金の累計には、1ヵ月間の累計金額を記載します。
見返し(後ろ側)
見返しの後ろ側も無地のページです。
まとめ
家計当座帳は、非常にシンプルな出納帳です。
記入欄は、毎日の記入欄のみです。
そのため、家計簿に慣れていない人は、まずは「家計当座帳」で入出金を記録することに慣れてから、「羽仁もと子案 家計簿」で費目ごとの予算や支出額を付けるようにすると、うまく家計簿を付けられるようになるかもしれません。
※「羽仁もと子案 家計簿」のレビュー記事はこちらのリンクからどうぞ