QUOVADIS 2011年の新作手帳、「QUOVADIS EQUOLOGY (クオバディス エクオロジー)」は、エコを意識した手帳だ。100%再生紙で、カバーを土に還すこともできるらしい。
サイズは、エグゼクティブ(16cm x 16cm)とビジネス(10 x 15cm)の2種類がある。今回は、ビジネスサイズを紹介する。
手帳本体の他に、アドレス帳と小冊子がセットになっている。
小冊子には、フランス語で説明が書かれている。フランス語はまったくわからないが、絵を見た雰囲気では、エクオロジーの説明のようだ。
見返しには、カバーや紙が、リサイクル可能であることなどが、英語で書かれている。
「CHART OF INTERNATIONAL HOLIDAYS」「PERSONAL NOTES」と「INTERNATIONAL TELEPHONE ACCESS CODES 」「USEFUL TELEPHONE NUMBERS」
必要な人と、不要な人が、大きく分かれそうな情報ページ。不要な場合は、別の情報を貼付けると便利に使える。
「2011年の年間カレンダー」と「月間カレンダー」
年間カレンダーには、日本の祝日も記載されている。
月間カレンダーは、2010年11月〜2011年12月までの月曜始まり。年間カレンダーと同様に、日本の祝日も記載されている。
ウィークリーダイアリーは、2010年11月15日〜2012年1月1日までの月曜始まりで、時間軸は8時〜22時まで。日曜日のみ最下段に記入欄がある。
右ページの端には、「Phone」「E-mail」「Write」「See-Do」「Notes」の記入欄がある。
「2012年1月の月間カレンダー」と「2012年の年間カレンダー」
クオバディスは、「その年の年間カレンダー」→「その年の月間カレンダー」→「ウィークリーダイアリー」→「次の年の1月の月間カレンダー」→「次の年の年間カレンダー」という構成になっていることが多い。時系列でわかりやすい構成だと思う。
「CALENDARS 2010-2011-2012」「WESTERN/JAPANESE CALENDAR 2011」と「CONVERSION TABLE」「POSTAL RATES」
西暦と和暦の表が付いていた。「平成」が「HEISEI PERIOD」と記載されていたり、「昭和」が「SHOWA PERIOD」と記載されていたりするので、日本と取引のある外国人向けの情報ページのようだ。
「WINE CHART」「ANNIVERSARIES」と「NOTES(横罫)」
記念日の記入欄(ANNIVERSARIES)は、眺めているだけでも楽しくなるページだ。私はまだ記念日が少ないが、この記入欄だけでは足りなくなるほど増やしていけるように日々を大切にしていきたい。
「NOTES(横罫)」は4ページある。3ヶ月で1ページ程度使うか、よく使う情報を書き込んでおくと良いと思う。
「NOTES(無地)」と「MINIMUM AND MAXIMUM MONTHLY AVERAGE TEMPERATURES IN THE WORLD」
「NOTES(無地)」は3ページある。よく使う情報を書き込むか、旅行など年に1〜2回程度のイベントで使うと良いと思う。
地図のページは、カラーと白黒のページがある。
ヨーロッパの国々と、ヨーロッパ、アジア、北アメリカなど、大きな範囲の地図はカラーになっているようだ。
アドレス帳には、A〜Zまでのタブが付いている。
携帯電話を使っていると、アドレス帳を使う機会が少なくなる。しかし、携帯電話が壊れたときに困らないように、大切な連絡先だけはアドレス帳に記入しておいた方が良いと思う。
クオバディス エクオロジーのカバーは、しっとりした感触で、柔らかさが指先に伝わり気持ち良い。
今回紹介したのは、オレンジのカバー。赤味が強めで発色が良いながらも、落ち着いた印象がある。大人の女性はもちろん、男性にも似合いそうな色合いだ(写真は少し明るめに撮っているため、実物はもう少し落ち着いた色合い)。
実は、クオバディスのビニールカバーの匂いが少し苦手だったので、エクオロジーのカバーの匂いも気になっていた。実物を手にしてみたところ、まったく気にならず嬉しかった。
商品紹介の際に、「エコだからこの商品を選んでください」というスタンスは、エコに便乗しているようで、私はあまり好きではない。しかし、クオバディス エクオロジーは、単純に物欲を刺激される。そのうえ、エコというおまけも付いている。
エコを売りにするために、消費者に何かを我慢してもらうのは、製品開発者の負けだと思う。そのため、今までより良い製品を造ったうえで、エコでもあるという、クオバディス エクオロジーのような製品がたくさん出てくると良いと思う。
クオバディス エクオロジーを探す→楽天市場