新年あけましておめでとうございます。2012は辰年ということで、京都 建仁寺で撮影した双龍図の写真を使用して、皆様の心に力がみなぎるように願いながら、力強い年賀状を作りました。
さて。昨年末、ある言葉に出会い、私の価値観に大きな変化が起きました。その言葉は、Fate/Zeroというアニメ番組の言葉です。
王とはな、誰よりも強欲に、誰よりも業障し、誰よりも激怒する。清濁を含めて人の臨界を極めたる者。そうあるからこそ臣下は王を羨望し、王に魅せられる。一人ひとりの民草の心に、我もまた王たらんと、憧憬の火が灯る。(Fate/Zero 聖杯問答:イスカンダル)
現代に召還された歴史上の王達が、王のあり方について語り合っていた中の一言です。「王は民のためにある」と言う王に対し、「民に羨望されない王など暗君であり暴君よりたちが悪い」と言う反論です。
この言葉を耳にした時、私のブロガーとしてのあり方が変わりました。読者のために記事を書くのではなく、読者に羨望されるような人になる。そのためには、自分自身が羨望されるような生き方をしなければならない。そう思った瞬間、心に力がみなぎってきました。
読者に羨望され、私もまた、あの人のようになりたいと憧れてもらえるような人間になれるように、2012年は活動していこうと思います。