仕事中、私はノートが手放せません。ノートにメモした内容を、あとからまとめなおしてパソコンに入力し、手順書を作成しているほどです。しかし、だからといって「なぜメモをとらない若手社員が増えているのか(DIAMOND Online)」とは考えません。
仕事で同じミスをする人が居れば、当然イラッとしますが、「なぜ同じミスを繰り返させてしまったのだろう?」と考えます。
ミスした人に「次回はフォローのタイミングを早くしたほうが良いですか?」とか、「手順書にわかりにくいところがありましたか?」などと聞いて、同じミスを繰り返させない工夫をします。
そうしてミスしない仕組みづくりを一緒にしていくうちに、私の仕事のしかたに感銘を受けて尊敬してくれれば、勝手に真似して勝手にメモをとりはじめるでしょう。
上から押さえつけてもメモを書いてくれないと嘆く前に、自分の仕事ぶりに疑問をもった方が良いのではないでしょうか。
注:写真にうつっているのはプライベート用のノート(Moleskine)です。会社用のノートには、能率手帳のノートや、ほぼ日のメモ帳を使っています。