ほぼ日手帳 weeks 2017 ファイン クラシック ブラックの外観のレビューに続き、中身を紹介します。
目次
- 見返し・前
- 扉ページ
- カレンダー
- 年間予定表
- 月間予定表
- 週間予定表
- 略語と、ノートページの目次
- ノートページ
- 情報ページ
- 連絡先リスト
- 個人情報記入欄
- 見返し・後
見返し・前
見返しには、淡い色の「HOBO」という文字が印刷されています。2016年に発売された、ほぼ日手帳 weeks カラーズ ネイビーと同様のデザインです。
扉ページ
扉ページには、「HOBONICHI TECHO 2017 weeks」の文字が印刷されています。
さて、扉ページについてですが、まず、上の写真の赤い矢印に注目してください。手帳や本の見返しと扉ページの接合部は、赤い矢印の部分のように、数ミリ接着されていることがよくあります。
おそらく手帳の構造や製造工程上、そのような接着が必要になることがあるのかと思われますが、この接着部分があることにより扉ページを開きにくくなり、有効に使えないことがあります。
一方、写真の中で下になっている手帳の方は、見返しと扉ページの端が接着されていません。たったこれだけのことですが、扉ページに何かを書いたり貼ったりしやすくなるページになります。
ほぼ日手帳 weeks 2017 ファイン クラシック ブラックはどちらだったかというと、数ミリの接着が無い方でした。そのおかげで、扉ページも使いやすくなっています。
ただし、これは個体差があるかもしれませんので、いくつか見比べてみないとわかりません。なお、後ろ側の見返しと扉ページは、ほんの少し接着されていました。
カレンダー
カレンダーページには、今年と去年と来年のカレンダーが掲載されています。
月曜日始まりで、日曜祝日は赤、土曜はグレーです。
各年の干支がカレンダーの上部に書かれています。
その他、2017年の祝日一覧も掲載されています。
年間予定表
年間予定表は2017年1月~12月まで掲載されています。
予定表上部には、7行の記入欄があります。
月間予定表
月間予定表は2016年12月~2018年3月まで掲載されています。
月曜はじまりで、日曜祝日は赤、土曜はグレーで表現されています。また、祝日の欄の背景には「元旦」や「振替休日」などの文字が淡い赤色で書かれています。
その他、予定欄には、六曜、満月と新月、週番号が予定欄に書かれています。
予定欄の枠外には、左側に記入欄(方眼6列ぶん)、右下にToDoリスト(4つの四角と方眼9行のぶん)があります。
週間予定表
週間予定表は2016年11月28日(月)~2017年12月31日(金)まで掲載されています。
左ページは月曜始まりで、月の満ち欠け、六曜、祝日、週番号、日本の元号、月の和名などが掲載されています。
右ページはメモ欄になっており、方眼6列目と7列目の間が実線になっています。その他の方眼の線は点線です。
また、2016年版では左ページ最下段が罫線のメモ欄になっていましたが、2017年版には読み物(週の言葉)が掲載されています。
略語と、ノートページの目次
週間予定表が終わると、手帳に書き込むときに使える略語が掲載されています。
略語に引き続きノートページがあり、ノートの目次を書くための表紙が用意されています。
目次の記入欄は12行あります。
ノートページ
ノートページは72ページ用意されています。
方眼の6列目と7列目の間は、週間予定表の右ページと同様実線になっています。
メモページの角には、そのページのページ数が小さく書かれています。
情報ページ
情報ページには、以下の情報が数ページにわたって掲載されています。
- 二十四節気のこと
- 全国おみやげおやつリスト
- いぬねことの接し方
- もしものときの、準備をしよう
- とっさに役立つ応急手当
- 満年齢早見表
- 単位換算表
- くらしのリンク集
情報ページの中でも、「もしものときの、準備をしよう」ページは、毎年書き込むことで足りないものがないかチェックしなおすことができます。
連絡先リスト
連絡先リストは、6件の記入欄があります。
スマホや携帯電話が壊れた時や、自分自身に何かあったときに備えることができる記入欄です。
個人情報記入欄
手帳を落としてしまっても帰ってくるように記入する欄として使えます。
見返し・後
見返しは、最初の見返しページと同様に「HOBO」の淡い文字が印刷されています。
まとめ
毎年すこしずつ改善され、手帳が洗練されてきたように感じます。しかし、気になることが2点あります。
- 週間予定表の週の言葉が左ページまで増えた
- 2016年は黒革のweeksがなかった
週間予定表の左ページ最下段には、3行の罫線メモ欄がありました。その週の大切なToDoを書き込んだり、目標を書き込んだり、他の記入欄とは違う使い方をされていたかたにとっては改悪になります。
また、黒革のオーソドックスな手帳が2016年のweeksにはありませんでした。このようなオーソドックスなものは、毎年続けて安定して販売し続けてくれることに意義があると思います。その販売が2016年にはなかったという事実は、毎年同じ手帳を使い続けたいかたからの信用を失うことになります。
以上、2点だけ気になるところがありましたが、仕事で使うには申し分ない手帳だと思います。また、昭和の雰囲気漂う重厚感のある喫茶店で開くのも似合うデザインです。フォーマルな場所や落ち着いた場所で使うことが多い人に特にお勧めします。