リバランスとは
保有している資産の配分を調整すること。
- ポートフォリオの資産の一部を売却したり、買い増したりしてバランスを調整する
- ポートフォリオで把握している資産の配分は、株や債券などの相場の変動により変わる
リバランスする理由
保有している資産は、株価や投資信託の基準価格などの相場が変わることで、資産が増えたり減ったりします。
そのため、一部の資産のみ高騰したり下落したりした場合、保有している資産の配分が崩れます。
たとえば、ハイリスクハイリターンな個別株を50%持っており、ローリスクローリターンな個別株を50%持つことでリスク管理していたとします。
- ハイリスク・ハイリターンな個別株:50%
- ローリスク・ローリターンな個別株:50%
あるとき、ハイリスクハイリターンな個別株が高騰し、資産割合が以下のように変わったとします。
- ハイリスク・ハイリターンな個別株:80%
- ローリスク・ローリターンな個別株:20%
保有資産全体で見た場合、リスクが増加したことがわかります。
そこで、ハイリスク・ハイリターンな個別株をある程度売り、ローリスク・ローリターンな個別株を買い増してリバランスする(資産のバランスを整える)ことで、リスクの大きさを望む状態に戻すといったことをします。