ほぼ日手帳2013年版は、装丁が一新されました。クロス張りの表紙で強度と質感が向上しました。ほぼ日手帳の表紙は、使用時は、ほぼ日手帳のカバーをかけて使うため、ほとんど見えないところです。そのほとんど見えないところまで丁寧に作られていると、愛着が増します。
使い終わったほぼ日手帳を、本棚に収納しても良いように、背表紙に「2013」の文字が入りました。ケースにしまっておいても、年の文字があるため、読みたい年のほぼ日手帳を取り出しやすくなっています。
角が丸くなりました。いままで直角に切られていた角が丸くなったことで、1年を通して使用するほぼ日手帳の角を、誤って曲げてしまうことがすくなくなります。
手帳の中身・見返し
クリーム色の見返しには何も書き込まれていません。好きな写真や言葉、目標などを描いたり貼ったりするのにちょうど良い場所です。私はここに、予備の付箋紙を貼っておくことが多いです。
手帳の中身・扉
HOBONICHI TECHO 2013の文字と、ほぼ日のキャラクターのマークが描かれています。手帳を使い始めるとあまり見ないページですので、使い始める前にじっくり見ておきました。
手帳の中身・年間カレンダー
年間カレンダーは、2013年〜2014年まで掲載されています。月曜始まりで、日曜祝日が赤色で表現されています。
手帳の中身・年間インデックス
年間インデックスは、2012年12月〜2014年3月まで掲載されています。日曜祝日が赤色で表現されており、土曜日はグレーで表現されています。インデックス上部には、4行の記入欄があります。
手帳の中身・月間カレンダー
年間カレンダーは、2012年12月〜2014年3月まで掲載されています。月曜始まりと日曜始まりの2種類が用意されています。今回購入したのは、月曜始まりの、ほぼ日手帳です。日曜祝日が赤色で表現されており、土曜日がグレーの背景色で表現されています。
月間カレンダー左上には、5マスのチェックボックスがあります。その月のタスクは、このチェックボックスの横に書いておくと良いでしょう(たとえば、家族の誕生日プレゼントを購入するとか)。
月間カレンダーの1日分のマスは、6行あります。ただし、1ヶ月が6週間あるようなときには、6週間目のマスの行数が3行になっています。
手帳の中身・2日ページ
1ページに2日掲載されている、2日ページは2012年12月1日〜2012年12月31日まで掲載されています。引き継ぎ用のページですが、ほぼ日手帳初心者の人は、このページで、ほぼ日手帳の使い方に慣れるのに便利です。私も数年前、このページから、ほぼ日手帳を使い始めました。
2日ページの上部には、2マスのチェックボックスがあります。ゴミ出しの日のような、あらかじめ決まっているタスクを書き込むと良いでしょう。
2日ページの時間軸も、AM4:00〜AM4:00までの24時間です。ページ下部には、9行のメモスペースがあります。
手帳の中身・1日ページ
1日ページは、2013年1月1日〜2013年12月31日まで掲載されています。祝日のページには、背景にとけ込むようにして祝日の名前が描かれています。
ページ上部には、5行ぶんのチェックボックスがあります。毎月決まっているタスクを書き込んでおくと、タスクをやり忘れることが少なくなります。
ページ下部には、読み物とカレンダーが掲載されています。読み物は、一息つきたくなったときに読み始めると、つい読みふけってしまうものばかりです。
手帳の中身・メモページ
メモページは15ページあります。1ヶ月1ページずつ使っていくと、3ページ余ります。1ヶ月のまとめを書き込んでも良さそうですし、自分に必要な情報を書いたり貼ったりしても良さそうです。
手帳の中身・おまけページ
Graph Paperは、2ページぶんあります。横軸が31メモリあるそうですので、1ページ1ヶ月で使うことができます。2ヶ月分以上記入したい場合は、コピーして使用する必要があります。
Time Tableは、2セット用意されています。学校の授業の時間割のように、毎週繰り返し実施することを書き込む記入欄です。
Favoritesは、4ページあります。1ページ10マスあるので40個のおきにいりの映画や本、音楽、飲食店などを記入することができます。
1ヶ月や1週間ごとに、その間に気に入ったものを1日ページから転記すると、あとから読み返すのが楽しそうです。
「もしものときの、準備をしよう」には、災害のときに必要な物のチェックリストや、情報を書き込む欄が用意されています。ほぼ日手帳を使い始めるのと一緒に、このページを利用して防災対策チェックをしておくと、しっかり対策できそうです。
日本のふつうのおいしいもの365には、日本でふつうに食べられる美味しい物が、ランダムに掲載されているそうです。食べたいものを迷ったら、このページを開いて目をつぶり、適当な場所を指差した後、目を開けると、食べるものが決まるかもしれません。
知っておくと便利な法則集には、学校で習うものやビジネスで利用できるものなど、いくつかの法則が掲載されています。
「旧暦のこと」と「月の形とその名前」には、日本の暦のことや月の名前のことが掲載されています。日本人らしさを感じられるページですので、ときどき読み返すと面白そうです。
「単位換算表」と「郵便料金表」です。よく利用されるかたがいらっしゃるかもしれません。私は、わからなければネットを検索したり、郵便局に直接聞いてしまうので利用できていません。
「Gifts」と「Address(for 6 people)」です。スマートフォンや携帯電話が壊れても困らないように、これだけは必要になるという電話番号などを書き込んでおくと良いと思います。
「満年齢早見表」と「Personal Notes」です。落とした、ほぼ日手帳が手元に戻ってくるように、Personal Notesには必ず名前や連絡先を書いておきましょう。
手帳の中身・扉
ほぼ日手帳のWebサイトや、感想・要望を送る宛先が掲載されています。
手帳の中身・見返し
手帳の見返しは、手帳の前後で同じように作られています。
小冊子・ようこそ ほぼ日手帳 2013
LOFTで購入したほぼ日手帳には、「ようこそ ほぼ日手帳2013」という小冊子がついていました(ほぼ日ストアで購入しても、たぶんついていると思います)。
小冊子の中には、ほぼ日手帳の特徴や、各ページやカバーの使用例が掲載されています。見ていて楽しくなる使用例ばかりです。
まとめ
私のほぼ日手帳は、2013年版で8冊目です。その間、他の手帳を使っていて、少し使わない時期もありましたが、やっぱりほぼ日手帳から離れられず、ずっと使い続けています。
2013年版の改良点で、とくにうれしかったことは、ほぼ日手帳の角が丸くなったことです。Moleskineを使用していることもあり、角が丸い方が丈夫で扱いやすいことを実感しています。そのため、ほぼ日手帳のアンケートに、何度か「角を丸くしてほしい」と書いた記憶があります。
いっぽう、少し残念に感じたことは、英語版ほぼ日手帳(Hobonichi Planner)と同じ表紙になっていれば、本棚に置いたときの納まりが良かっただろうということです。
ほぼ日手帳2013で、表紙をクロス張りにして質感を向上させたとはいうものの、ほぼ日手帳は、手帳カバーをかけて体裁が整うという印象のデザインです。そのため、手帳カバーから出すと、肌着を着て町中を歩いているような雰囲気になってしまい、本棚に並べておくには、外見から伝わる魅力が不足しているように思います。
そんなわけで、使い終わった後のほぼ日手帳のことを考えると、少し気になる部分もありますが、2013年も、ほぼ日手帳を愛用すると思います。