効率よく、たくさんの仕事をすることは良いことだと言われるけれど、本当にそうだろうかと疑いたくなることがある。
人に恨まれるような仕事や、仕事をこなせばこなすほど赤字になるものは別として、効率よく、たくさんの仕事をした先にあるものは何だろう?
お金を儲ける?
お客様からの感謝?
会社からの良い評価?
それらが欲しいために、効率よくたくさんの仕事をしているのかな?
効率を考えている人たちの多くは、必死の形相で精神的に追いつめられ、上司や部下の愚痴や悪口を言い合いながら仕事をしているのではないかな?
自分以外全部悪い人たちの中で、お金を儲けたり、お客様から感謝されたり、会社から良い評価を得たりして、幸せになれるだろうか?
効率よくたくさんの仕事をこなす方法を考えるだけでなく、効率よくたくさんの仕事をこなして、どうなりたいのかについて、一度良く考えておいた方が良いと思う。
効率よくたくさんの仕事をこなした結果、莫大な富を得て、数えきれないほど多くのお客様からの感謝を得て、会社から多大な評価を得たのに、酷く不幸になるということがあるかもしれない。
「効率よくたくさんの仕事をこなして、どうなりたいのか?」が、とても大切なことのような気がしてならない。