「貧乏入門」の目次に、「持ち物が増えると、心の中が散らかる」「捨てる技術」という2つのタイトルを見つけ、減らす技術に繋がる考え方かもしれないと思い、Amazonで注文。
届いた本は、和を感じる美しい装丁でした。
目次
- 序章 私の豊かな貧乏暮らし
- 第1章 持ち物を減らす
- 持ち物が増えると、心の中が散らかる
- 捨てる技術
- 第2章 なぜお金を求めるのか?
- なぜ、いくら物があっても幸せになれないのか?
- なぜ、お金を貯めたがるのか?
- 欲望のメカニズム
- 欲望に対する三つのスタンス
- 第3章 ほんとうの幸福 まやかしの幸福
- 不幸になるメカニズム
- 幸福になるメカニズム
- 仏道的集中力の高め方
- 第4章 幸福になるお金の使い方
- 不幸になるお金の使い方
- 欲しいものではなく、必要なものを買う
- 「必要リスト」と「欲望リスト」
- 私の豊かな貧乏暮らし パートII
- ケチることの害毒
- さらに幸福になるお金の使い方
- おわりに
持ち物が増えると、落ち着かなくなる。
持ち物が増えると、私は落ち着かなくなります。落ち着かなくなるので、それらの物を見えない場所に押し込めてしまいます。その結果、引き出しの中や押し入れの中が悲惨な状況に陥ります。
しばらくすると、その悲惨な状況に耐えられなくなり、長い間使っていない物を大量に捨てることがあります。大量に捨てたあとは、引き出しや押し入れの中だけでなく、心もスッキリします。
捨ててスッキリするから減らす技術を始めた
大量に捨てたあと、心がスッキリする体験を何度か味わっていたため、減らす技術を読んだ時、「私がやりたかったのは、こういうことだ」と実感しました。
減らす技術を読んでから、減らすことを心がけるようにしているのですが、なかなか持ち物が減りません。なぜ、減らないのだろうと考えてみたら、減らす以上に買っていることに気付きました。
欲望のメカニズムを知ることで、物が不要に増えない
貧乏入門は、文字通り、貧乏になるための入門書や、貧乏になった人の生活を支える入門書ではありません。
僧侶である著者、小池龍之介さんが、仏道の観点から欲望のメカニズムや、その欲望によってもたらされる幸福や不幸、快楽について解説されています。仏道の観点と言っても、スピリチュアルなものではなく、論理的に解説されています。
欲望のメカニズムを知ることで、本当に必要なものや欲しいものを知り、本当に必要なものや欲しいものについては、多少高くても満足できる質の良い品物を選びましょうと解説されています。
本当は不要なものや欲しくなかったものを買わなくなり、既に持っていれば捨てるようになるため、持ち物は減りますが、質の良い品物で囲まれた生活ができるようになります。
減らす技術と、貧乏入門
減らす技術により、どんなものを持つべきかを知ることができました。貧乏入門で、欲望のメカニズムを知り、増やさない方法を知ることができました。
この2冊の本で、シンプルに生きることを、今まで以上に楽しめそうです。
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