減らす技術を読み、モノを減らようになってから、モノを減らすことで得られる快適さを知りました。それ以降、減らすことに関連する本を読んでいます。
先日、貧乏入門のレビュー記事への、hse9212さんからのコメントで、「断捨離(だんしゃり)」という言葉を知りました。
今まで触れたことのない新しい言葉。興味をそそられ、「モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ(著:川畑のぶこ)」を読んでみることにしました。
目次
- はじめに
- Part 1. モノを意識し、自分との関係を問い直す
- Part 2. ガラクタを捨て、必要・適切・快適なモノに絞り込む
- Part 3. 自分を知り、心のとらわれから解放される
- おわりに
断捨離とは
断捨離とは「不要・不適・不快」なモノを断ち、捨て、離れること、その過程のなかで「モノと自分との関係を問いなおすこと」(P.26)
断捨離でモノを捨てるための考え方は、「不要・不適・不快」なものかどうかということ。たとえ、壊れておらず新品同様で使えるものであっても、自分にとって不要・不適・不快なものは、ガラクタであると解説されています。
たとえば、「このバッグ、何年も使ってないけど、結構高かったし、新品みたいに奇麗だからとっておこう。」と考え、そのバッグを見るたびに、捨てたいけどもったいないという気持ちが働くと、ストレスになります。
そのストレスを解消する手段はただ一つ。そのバッグを捨ててしまうこと。思い切ってバッグを捨ててしまったあとの気持ちの良さは、一度体験すると忘れられません。
幸か不幸か、たかだか一世代の間に、モノに乏しい時代から一気にモノが溢れるという、人類史上ない飛躍的な変化を遂げてしまった現代は、その時代を反映した「住育」が欠けているといえます。(P.53)
「もったいないから、とりあえずとっておこう。」という考え方をいちど否定することが大切だと思います。否定することに罪悪感を覚えるかもしれませんが、善悪の価値観は、先人達の成功体験に左右されることが多くありますから、一度否定してちゃんと考え直してみることが大切だと思います。
考え直した1つの結果が、「断捨離のすすめ」には掲載されています。
いろいろなモノを捨てたいけど捨てられない人は、ぜひ読んでみてください。捨てることによって得られる生活は、今まで以上に気持ちのいい生活です!
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