予約開始日の6月15日に予約したものの、ずっと入荷連絡がなかった「iPhone4 Black 32GB」。本日 7月10日14:00頃。入荷したとの連絡が、ようやくあった。
店頭に到着し、予約伝票を受け付けに渡すと、店員さんがパソコンを操作し始めた。しばらくすると、処理に10分ほどかかりますので少しお待ちくださいとのこと。10分ほど店内を見て回り、受け付けに戻り、2つの書類にサインをすると、SoftBankの紙袋を渡された。
あまりにも簡単に受け付けが終わったので、「何か忘れてない?」という気分で呆気にとられていると、「もうこれで大丈夫ですので、お持ちください」とのこと。本当に大丈夫なのか不安になり、車の中でiPhone4を取り出し、Safariを起動しWebを参照した。ちゃんと繋がった。
iPhone4は予約が殺到したため、予約システムの問題や、入荷が遅い問題があった。しかし、予約問題さえなければ、予約から商品の受け渡しは、呆気にとられるほど簡単な仕組みにされていたようだ。
帰宅後、iPhone4をiTunesと繋げて同期。メールアプリやWifi、Twitterアプリなど、いくつかパスワードを入力しただけで、今まで使っていたiPhone3GSと同じことができるようになった。iOS4から追加されたユーザ辞書も、しっかり移行されている。iPhone3GSからiPhone4への乗り換えも、呆気にとられる程簡単だった。
iPhone4で一番楽しみにしていたのは、Retinaディスプレイ。iPhone3GSより高解像度なディスプレイになったことで、視覚情報にどのような変化が訪れるのかが楽しみだった。
iPhone3GSのディスプレイも奇麗だと思っていたが、iPhone4のRetinaディスプレイはまったく別物だ。iPhone3GSとiPhone4のディスプレイを見比べるとよくわかるのだが、iPhone3GSは滲みがある。iPhone4のRetinaディスプレイに慣れてからiPhone3GSを使用すると、ピントがぼけているように感じるかもしれない。
iPhone4は、今までのiPhoneからデザインを変更している。iPhone3GSまでにあった背面の丸みがなくなり、シンプルなデザインになった。
音量ボタンは、丸いボタンの中に「+」「-」のボタン。1990年代のMacintoshやPowerBookのようなデザインを感じさせてくれる。少し野暮だけれどカッコイイ、機能美を追求したような、あの頃のデザイン。私が好きなデザインだ。
そしてもう一つ、私はiPhoneをジーンズの左前ポケットに入れて歩くことが多いのだが、スリムになったiPhone4のおかげで、iPhone3GSより違和感なくポケットに入れられる。
iPhone4の利用準備が整った。これから少しずつ、iPhone4独自の機能を試して行こうと思う。