日経WOMAN 2010年11月号の特集は、「人生が変わる!手帳術」です。
特集記事は、「著名人へのインタビュー記事」「手帳の記事」「ノートの記事」の3つで構成されています。
今回は、目次と、特集の中から特に気になった記事を紹介します。
目次
- 手帳公開 & interview
- 杏さん(モデル・女優)
- 武内絵美さん(テレビ朝日アナウンサー)
- 坂井麻衣子さん(2010ミス・ユニバース・ジャパン)
- 手帳で時間管理編
- 営業、総務、管理職・・・活躍する女性の手帳を一挙公開!
- 付せん派、色分け派・・・読者の使いこなし術40
- 手帳メーカー女子が伝授!タイプ別・時間管理が上手になる書き方
- 月間・週間ページの使い分けは?手帳のお悩みをプロが解決
- 徹底チェック&座談会で、あなたにぴったりの手帳が分かる
- iPhone、ケータイ・・・デジタル&手帳を使いこなす女性たち
- 夢をかなえるノート編
- 起業、結婚、海外移住・・・夢をかなえた女性のノートの中身
- 貯金、資格取得・・・目的別・「夢かなノート」の作り方
- 旅、食べ物、一戸建て・・・夢を育てる読者の趣味ノートを公開
- 私らしい手帳をつくるおすすめステーショナリー
アナウンサー 武内絵美さんインタビュー
アナウンサーさんは、顔と名前がメディアに露出しているので、取材の成果を毎回視聴者に評価される、気の抜けないお仕事だと思います。
取材で情報を集め、精査し、視聴者にわかりやすく伝えるプロセスは、「仕事の成果に必要な情報を収集し、精査し、加工し、成果が必要な人に上手に渡す」プロセスであり、どんな仕事にも共通するプロセスだと思います。
そのため、武内絵美さんの手帳とノートの使い方が気になりました。
手帳は「クオバディス ビソプラン」、取材ノートは「MOLESKINE ラージサイズ」のようです。
取材記事中でとくに気になった記事は、以下の言葉です。
あるとき、”そこから何を感じて何を伝えたいの?”と聞かれて答えられなかった。自分のフィルターを通して感じた生きた情報を大切にするために、この方法に行き着いてからは、仕事がもっと楽しくなりました(日経WOMAN 2010年11月号 武内絵美さんインタビュー P.20)
先日、三島由紀夫文学館を見学したときに強く思ったのですが、現代の人たちは、ノウハウや道具、前例に頼りすぎて、自分で考えて答えを出し、その答えに責任をもつことから逃げているような気がします。自分が何を感じて何を伝えたいのかが答えられなかったのと同じように、自分が何を感じて何をしたいのかが、仕事の中で見つけられず、与えられた仕事や情報を右から左へ流して行くことが多いような気がします。
「仕事ができる」と言われている多くの人たちは、「仕事を右から左へ流すのがうまいだけなのに、これで良いのか?」という自問自答をしているのではないでしょうか?
しかし、今の日本は失敗が許されない社会のため、失敗したときの理由を明確にできるようにしなければいけない実情もあります。
失敗したときの理由を用意しつつ、自分の色を出して成果をあげられる人が、本当に仕事ができる人のような気がします。
マンスリー式の手帳紹介が多い?
きちんと調査してないので印象ですが、昨年発行された他誌と比べて、日経WOMAN2010年11月号は、マンスリー式の手帳紹介が多いような気がします。
「手帳公開&インタビュー」では3人中2人がマンスリー式で、「職種別・時間管理上手さんの手帳を拝見!」では、8人中4人のかたのマンスリー式の写真がメインで紹介されていました。
「手帳メーカー女子が、驚きの使い方を指南(P.34)」でも、マンスリー式の使い方をしっかりと紹介されています。
中には、マンスリー式とバーチカルやレフト式を併用されているかたもいらっしゃるようですが、日経WOMAN2010年11月号で、メインで紹介されていたのはマンスリー式の部分でした。
今まで、女性向けの手帳特集は、バーチカル式がメインになっていることが多かったような気がしますが、日経WOMAN読者の女性たちは、マンスリー式を愛用している人が多いのかもしれません。
まとめ
日経WOMAN 2010年11月号には、今回紹介しきれなかった記事が多数あり、読み応え十分です。
ブランド設立したアクセサリーデザイナー佐原由起さんの、ブランドコンセプトが曖昧にならないようにするノート術や、携帯電話&ノートによる時間管理術をインタビューされていたNECカシオモバイル コミュニケーションズ商品企画の中澤優子さんの記事など、よく読んでメモしておきたい記事が多数あります。
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