ミニ万年筆を良く使っています。1本はMONTBLANC モーツァルト。もう1本は2005年のLapitaの付録の檸檬色の万年筆です。
もともと、MONTBLANC モーツァルトにROYAL BLUEのインクを入れて使っていたのですが、MIDNIGHT BLUEのインクを試してみたいと思い、押し入れの中で眠っていた檸檬色の万年筆を使い始めました。
MIDNIGHT BLUEのインクとの相性が良かったようで、さらさらと気持ちよく書くことができるため、インクの試し書きのために取り出したつもりが、いつの間にかメインで使うようになっていました。
そういえば、もう、ずいぶん前になりますが、ファッション誌で「ミニ万年筆を、ワイシャツの胸ポケットにさすのがオシャレ」といった記事がありました。ペンのクリップ部分に宝石が埋め込まれたミニ万年筆は、アクセサリーとして十分成り立ちそうでした。
先日、万年筆を販売している通販サイトをいろいろ見てまわっていたところ、「オシャレ文具のMONTBLANC」という紹介をされていたのを見かけて、違和感を覚えました。
私にとってMONTBLANCは、実用品であり愛用品です。気持ちよく、さらさらと書くことができるため、いつまでも文字を書いていたい気持ちにさせてくれる、特別な万年筆です。
そのため、オシャレのために持つのではなく、書くのを楽しむために持ってもらいたい万年筆です。
ただし、MONTBLANCの万年筆の中には、宝石をあしらったものもあるので、そういったものは、書くことを楽しみつつ、オシャレのために持つのも良いのではないかと思います。